9月1日は立春からの二百十日。八十八夜はお茶でおなじみ。
二百十日は、稲の開花と同時に、以前から台風などの水害の多い時期とされてきました。
そして9月1日は関東大震災。災害は忘れたころにやってくる、と言われますが、最近は忘れる前にやってきているようにさえ感じます。
既に11年半が経過した「東日本大震災」。私も津波から逃げ、運良く助かった内の一人。職場は半壊。あと何分か避難が遅かったらここにいないでしょう。
近年では東北沿岸に「津波避難路」や「津波避難場所」が整備されています。
私たちが学んだのは「無敵の防波堤」よりも、「高台に上る階段」の方が価値があるという事。
因みに、津波避難路は津波避難場所へつながる道の事です。
津波避難場所にたどり着いたら、解除されるまで避難場所にて待機する事。電池を取りに家へ戻った際に津波に巻き込まれた犠牲者もいるようです。
最近はYoutube等で、人が集まる場所から避難路までを案内した動画などもあげられています。
避難するのは健康な大人だけでなく、子供や足腰悪い年寄り等もいます。
動画を見てわかるのが、避難路が結構狭いことが多いです。
避難の足が遅いお年寄りが、若い人の避難道をふさいでしまわないよう、早めの移動がお互い助かる方法です。
老若男女問わず、自分の地域の避難路・避難場所は確認をお勧めします。
更に、避難場所に収容できる人数も限られています。
避難所AがダメならBへ。と機転が働くよう、日頃から避難訓練と場所の把握は必須です。
参考までに、
岩手県釜石市イオンタウンからの避難路
岩手県宮古市市街地(市役所近く)からの避難路
防災関連の動画はYoutube上、他にもたくさんあります。
百聞は一見に如かず。
百見は一行に如かず
動画をあらかじめしっかり見るのも一つですが、休みの日などにのんびり周辺を散歩するのも一つの防災活動です。
自分が訪れる際、観光案内代わりにも、少し見てみるのも良いでしょう。
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