50歳からの挑戦と成長:落地成根で掴んだ新たな日常

オーストラリア生活
彩流
彩流

早いもので2024年も残り数日。

読者の皆様はじめ、note大学子育て教育部も今年一年、色々お世話になり、ありがとうございます。

今回もこの企画です。

2024年も終わりに近づき、1年を振り返る時期になりました。今年を表す四字熟語を考えたとき、私の中で真っ先に浮かんだのが「落地成根(らくちせいこん)」です。この言葉には、落ち着く場所を得て根を張り、新しい環境に定着していくという意味があります。まさに私の一年を象徴する熟語ではないかと思います。

こちらでも公開中:https://note.com/sairyu_/n/nbbcf1cfb614d

今年一年

昨年、私は人生の大きな転機を迎えました。日本を離れ、オーストラリアで新生活を始めたのです。齢50にして異国の地で新たなスタートを切る決断は簡単ではありませんでした。不安や戸惑いもありましたが、同時に新しい挑戦への期待感もありました。昨年を振り返るなら、それは「心機一転」の年でした。一歩踏み出す勇気と覚悟をもって、全てをリセットして新たな一歩を踏み出した年でした。

無職無気力から教育関連へ

しかし、今年はその土台の上でさらに根を張り、自分の居場所を築いていく1年でした。まず、新しい学校での仕事が始まりました。移民向け語学教室。と同時に、日本語教師として、日本人小学生の教育に携わる機会を得ました。小学生たちの純粋な好奇心や、成長を見守る喜びは、私にとって非常にやりがいのある仕事です。教師としての経験を通じて、子どもたちだけでなく、自分自身も多くを学び、成長することができました。

新たな学びとキャリア

さらに、TAFE(日本でいう職業訓練校?)の教員補助のコースにも挑戦しています。これは、異なる文化や教育システムを学び、自分のスキルを広げるための大切な一歩でした。学費が免除される利点の他、コースでは、多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと共に学び合い、支え合いました。実習含め言語や文化の壁を越えて協力することで、自分の視野が広がったと感じます。この学びは、私のこれからのキャリアだけでなく、日常生活でも役立つ貴重なものです。

この一年を表す四字熟語

この1年を通じて感じたことは、「環境に適応する力」の大切さです。新しい環境に飛び込むとき、初めは不安や緊張がつきものです。しかし、そこで諦めずに努力を続けることで、次第にその環境に馴染み、自分の居場所を見つけることができます。まさに「落地成根」の通り、私はオーストラリアで根を張り始めました。学校やコースでの活動を通じて、人とのつながりが深まり、仕事や学びの面でも自分の存在意義を感じられるようになりました。

出会いに感謝

また、この1年を振り返るときに欠かせないのが、周囲のサポートの存在です。家族、友人、同僚、そして新しく出会った人々が、私を支え、励ましてくれました。そのおかげで、異国の地での挑戦も前向きに続けることができました。週末に一緒にビールを飲む、家に招いてピザを食べるなどの機会は昨年末には想像できなかったほど。また学校での日本語教師の役割では、同僚たちが助け合いながら子どもたちの学びを支える姿勢に感動しました。

リア充ではないが

もちろん、この1年が順風満帆だったわけではありません。文化や言語の違いに戸惑ったり、忙しさに追われて自分を見失いそうになることもありました。それでも、少しずつ前に進むことで、自分の足元にしっかりと根を張ることができたと思います。

順風満帆ではないが臥薪嘗胆でもない

この「落地成根」の1年は、私にとって非常に大きな意味を持っています。これまでの経験や努力が、次の挑戦への力を育んでくれました。来年も、この根をさらに深く強く張り巡らせ、自分らしい花を咲かせられるように努力していきたいと思います。

温故知新

最後に、同じように新しい環境に飛び込もうとしている方や、今まさに奮闘している方々に伝えたいことがあります。それは、「焦らず、諦めず、少しずつ前に進むことで、必ず自分の居場所を見つけられる」ということです。私もまだ道半ばですが、この1年の経験を通じて、それを実感しています。皆さんの来年が素晴らしいものでありますように。

落地成根

多くの植物の種は自分で場所を選ぶことができません。ただ、その種が落ちた場所で根を張り成長する。そんな意味では私も家族の為にオーストラリアへ。そこで無職、友達もいない状態でスタートした昨年。年明けは真っ暗でしたが、徐々に自分に何ができるかを探し、多くの友人知人と交流、そして来年へ。私の今年の四字熟語は「落地成根」。根を張り、そこから広がる新しい可能性を胸に、来年も挑戦を続けていきます。

下手の横好き①

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