山奥の宿の朝食、珈琲は何故美味しい?(note同内容)

食事雑記帳
彩流
彩流

山で宿泊する際、朝ごはんやコーヒーがおいしく感じます。

原因がわかれば、さらに楽しめるのでは?

ということで、自分ありの分析をしてみました

山奥でいただく朝食やコーヒーがおいしく感じる理由とは

時々旅行で出かけるとき、必ず楽しみなのが「朝食」と「コーヒー」。

朝食抜きなんてよっぽどスケジュールが押していない限り、朝食付きプランで予約します。

もっとも山奥の宿の場合、宿以外で朝食をとるという選択肢がないこともありますが。

結論から言ってしまえば、おいしく感じる原因は、大きく3つ考えられます。高揚感という主観的要因、気圧という環境、そして使われている水という材料です。

旅行という開放感がおいしく感じさせる

普段食べる朝ごはんが決して「不味い」というものではありません。しかしながら、毎日の朝食はどうしてもワンパターンになりがちです。

一泊二日の旅行でも、朝起きて朝ごはんの会場に行けば食べられる、というのはとても幸せなことです。宿の朝早くから準備されている職員の方々には頭が下がります。

宿の朝食も、夕食に比べると地域のものが多く提供されているように感じます。卵焼きやヨーグルトなどの乳製品。おコメに味噌汁、漬物まで地元産のものが味わえます。

その朝食ですが、窓の外には季節にあった木々の風景とともにいただけます。非日常の中で、温泉なり朝の散歩を過ごした後の朝食。おいしい空気の中、朝食がおいしくないわけがありません。

その旅行中、妻と二人で行くこともあれば都合上一人で、もしくは年老いた親を連れて等様々ですが、とりあえずは折り返し地点を過ぎた、という安心感も朝食の味に上乗せされているかと思います。

また、帰宅前。明日からのストレスにあふれた毎日から解放される最後のひと時。食後のコーヒーまでおいしく感じられるのは不思議ではありません。

気圧という要因

高度になると、味覚の感度が下がる、というのはよく聞きます。

飛行機などで提供される機内食も、気圧の関係で味を「濃い目」にしているとのこと。また、機内で出されるコーヒーもおいしく感じたことはないでしょうか?

ある余裕のあるグルメの方は「機内ではおいしく食べられないから、出発前の航空会社ラウンジでしっかり食べてから、機内ではひたすら寝る」とのことです。もったいない。

私にしてみればラウンジでもしっかり食べて、機内でもおいしく食べる!ということ以外考えられないのですが…。

少し脱線してしまいましたが、大体山奥の宿は高地に存在します。漬物などおいしいと思って、お土産で持って帰ることもありますが、家で食べるとそれほどでも…と思うこともあります。

朝食ビュッフェの際は更に多く食べてしまいがちになるので、塩分の摂り過ぎに気をつけなければなりません。

香りは気圧で変わることはないのか、機内でも山地でも美味しそうな香りを感じることができます。

私の経験から、高度が上がれば味覚が低下する分、臭覚は鋭敏になるようなきがします。香り豊かなコーヒーがおいしく感じるのもこのせいではないでしょうか。

現地の水が決め手

山奥にある宿、使っている水は都市部と違い、自然ろ過でおいしく飲めます。料理やコーヒーに使う水はこれらの水を使っているため、その地元の味を楽しむ事ができます。

水は不思議なもので、ただのH2Oだけでなく、ミネラルのバランスで味が変わってきます。いろいろなものを含みつつ、上から下へ。山奥であれば人口不純物もない状態で飲むことができます。

一部の休暇村等、宿によっては、朝食後のコーヒーをサイフォン式にして提供してくれるところもあります。

ウエルカムドリンクも地元の水で作ったお茶やジュースが楽しめるものを提供してくれるところも出てきました。夕方にコーヒー飲むと眠りにくくなるので、私は残念ながらウエルカムでの珈琲は飲めません。

まとめ

旅行中の料理やコーヒーはおいしく感じるというのを分析してみました。

旅行による高揚感などの精神的な理由だけでなく、気圧の低下による感覚変化と、その土地独特の水が原因と想像できます。

なににしてもおいしく食べられる幸せを感じています。

朝早くから起きて準備してくださる宿の方々にも、大きく感謝いたします。

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