入国後健康居場所確認アプリ(MySOS)と過ごす、帰国後の日本生活

オーストラリア生活
彩流
彩流

オーストラリアから帰国。

帰国後の管理アプリMySOS

結構疲れます

彩流
彩流

個人的な感想ですが、このアプリ、

帰国を歓迎されていないように

感じてしまいます。

帰国後自宅隔離、管理はアプリ(MySOS)で

先日、オーストラリアから帰国しました。

幸運(?)にも、3か月前にオーストラリアの家族に会いに行った際も、オーストラリアQLD州にて「自宅隔離」でした。比較は別の機会にしようと思います。

入国時の羽田空港、入国時検査などは別の記事に書いていますので、こちらもあわせてどうぞ。

羽田空港入国前PCR検査等、着陸から空港の外へ出られたのは3時間後
入国前検疫の水際PCR検査、必要の是非は別の機会にしますが、遅くまで若い職員の方々が一生懸命目の前の業務に臨んでいました。それにしても、時間がかかり過ぎます。体力を相当削られますので、これから入国される方は、この記事でお勧めした対策等を参考にしてください。

隔離期間は国や2週間以内の滞在国によって違う

今回は日本に帰国して「自宅隔離」。オーストラリアからの帰国の場合、ブースター接種(ワクチン3回)していなかったので、原則7日間の自宅隔離。

ブースターも証明書が必要で、アプリ登録が必要。

さてこの自宅隔離「原則」7日間。3日目以降、自費検査で陰性が証明されれば短縮可能とのこと。

入国した次の日からが「第一日目」です。朝到着しても夜到着しても、次の日からカウントですので、間違えないようにしましょう。

施設の多い都会に実家と使っていない離れた部屋があるので、そこに滞在することに。

帰国して一人暮らしの住まいの方は、待機中買い物など行けないので注意してください。

MySOSアプリ

先日記事にしました入国で散々調べられ、インストールを強制させられたアプリ”MySOS”ですが、日本帰国後はこのアプリで精神的にかなり縛られます。

折角生まれ故郷の日本に戻ってきましたが、自宅から一歩も出ずに引きこもっています。

入国者に必要なMySOSアプリ

さて、今回のMySOSアプリ。出発地ブリスベン空港でインストールされて緑色になっているかの確認。その後、シドニー経由で羽田空港で飛行機を降りるまでは確認されません。

ただ、飛行機を降りてからはしつこい程提示します。羽田空港内では検疫関係で3か所以上で提示させられます。派遣社員の様な方々が入国者一人一人に説明する場所まで用意されていました。

陰性が確認され、入国するまで3時間近く。

入国後、荷物を受け取り空港でてから自宅待機場所までは、公共交通機関を使用可能。ただバッテリーと体力の残量が帰宅までぎりぎりでした。

アプリを経由して通知され、報告する3種類

 

さて、MySOSアプリ。チェックは3種類が義務付けられています。

健康状態の報告:1日1回、自ら報告可能

1日1回「健康状態の報告」を求める通知が来ます。ただ、通知が無くても送信することができます。

本人と家族の発熱(37.5度)の有無や、症状(咳、のどの痛み、鼻水、息苦しさ等)の有無を答えて、「回答完了」ボタンを押すと完了です。

現在地の報告:1日2~4回

1日数回、現在地を求める通知が来ます。アプリを開いて、ボタンを押せば終了です。

大体、11時ちょうどや14時ちょうどなど、「○○時ちょうど」と言う時間にプッシュ通知。10分くらいでボタンが無効になるようなので、なるべく早くアプリを起動して送信します。

これが1日3回~4回きます。いつ来るかわからないので、高い頻度で確認しなければなりません。

ビデオ通話への応答:1日1~2回

「入国者健康確認センター」から登録待機場所への居場所確認のビデオ通話が来ます。普通のビデオ電話のようにかかってきます。

こちらからかけなおすことはできません。

電話に出てから30秒間、自分とその背景を映しますが、結構自分の顔を30秒見るのは変な感じがします。

自分の姿と背景、GPSでの位置情報の収集がされるようです。

一度、入浴中にかかってきて応答に出られませんでした。ただ、再通知や、そのお咎めなし。確認の電話など待っていたのですが、何もなし。

実際の連絡要求時間とその種類

ここからは、私が実際に受けた連絡要求を載せます。

0日目(3月19日)

空港でインストール済みや使用方法を確認されただけです。

隔離場所の自宅に到着後、待機場所を登録。

1日目(3月20日)

8:00 健康状態報告:アプリを触っているうちに報告してしまった(自分から)

17:17 ビデオ通話

2日目(3月21日)

8:00 健康状態報告(自分から)

10:00 現在地報告

11:00 現在地報告

16:00 現在地報告

16:51 ビデオ通話(入浴中の為出られず)

3日目(3月22日) 午後にPCR検査を行う

10:00 健康状態報告

10:12 ビデオ通話

11:00 現在地報告

16:38 ビデオ通話

17:00  現在地報告

 

4日目(3月23日)

9:00 健康状態報告

9:56 ビデオ通話

11:00 現在地報告

(11:50 PCR陰性証明送信)

12:05 待機解除通知!!!!!

16:00  現在地報告 (外出中、しっかり外で送信しました)

16:21 ビデオ通話 (買い物中、同じくしっかり周りを映して送信しました)

解除されても通知がくる

上記の通り、解除通知が来ても確認は継続して送信されます。

また、その際「待機場所とは違う位置が検束されました。直ちに待機場所に戻ってください」という表示がされます。

たぶんシステムが追い付いていないのでしょう。技術立国と言っていて恥ずかしくないのか?と言う気持ちと、引き続きバッテリーの消耗が心配。

ショッピングセンターでビデオ通話等、30秒間自分と周りを一言もしゃべらず撮影している「変なおじさん」になっている気持ちも考えてほしいです。

期間終了した次の日にMySOSアプリは自動ログアウト

5日目の朝にMySOSアプリを見た所、アカウントがログアウトされていました。

氏名は残っていましたが、パスポート番号等は削除され、再度入れなおすような形に。

無事に、「管理される期間」は終了したようです。自分自身に「お疲れ様でした」とつぶやきますが、アプリや管理者側からは何も言われません。

私は幸運にも3日間(前後入れれば5日間)で管理期間(隔離期間)終了しました。ただ、帰国後、一人暮らしでルールを厳守すると買い物にも行けないので、かなり精神的にも食料的にも厳しいと思います。

日本入国時の入国前検査は別の記事ですので、こちらもあわせてどうぞ。

羽田空港入国前PCR検査等、着陸から空港の外へ出られたのは3時間後
入国前検疫の水際PCR検査、必要の是非は別の機会にしますが、遅くまで若い職員の方々が一生懸命目の前の業務に臨んでいました。それにしても、時間がかかり過ぎます。体力を相当削られますので、これから入国される方は、この記事でお勧めした対策等を参考にしてください。

まとめ

入国者必須のMySOSアプリ、私が何日目何時にどのような通知を受けたか、送信したかを書かせていただきました。

常に通知を気にしていなければならないので精神的負担が大きく疲れます。

母国から歓迎されていない感じがしました。

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