コロナ渦中で、空の旅がなかなかできない昨今。すぐに以前と同じように旅に出られるかはわかりません。ただ、閉鎖のままという事はないので、準備はしておきましょう!
飛行機のトイレ問題
え?と思われる方も多いと思いますが、結構苦労することがあります。前提として、エコノミークラスのお客様という事で書かせていただきます。
問題点
折角の空の旅なのに、トイレの我慢は厳しいものがあります。いくつかその問題を挙げてみます。
- 男女兼用
- 扉が閉まってから離陸するまでが長い
- 離陸してから、シートベルトランプが消えるまでが長い
- 食事(機内食)の後、トイレが混む
- 着陸前後が長い
- 飛行機から降りて、空港内トイレまでの距離が長い
こんなところでしょうか。日本発着便でしたら日本人が多いのでトイレの常識が備わっています。ただ、航路によっては、前の人がトイレをとんでもない方法で使った、という経験もあります。
解決策
問題点に対する対策
上に挙げた問題点、対策できるものできないものがあります。
男女兼用はしばらくの間は対策とれないでしょう。飛行機特有の事情で、仕方のないこと。ただ、やはり自分が使う前後は気になってしまう方もいらっしゃると思います。できる限りスマートにやり過ごすほかありません。
離陸直前
離陸する直前、ドアクローズ(扉が閉まり機内が密閉状態)になってから、早い空港ではすぐに離陸するのですが、滑走路が混雑していたりすると30分以上動けません。トイレが近い人は搭乗する直前にトイレに行っておきましょう。
また、国際線の際は登場する直前にパスポートチェックが追加されることがあります。これも時間がかかります。
直前までビールやカフェインの含まれている飲み物を飲んでいると、トイレが近くなるので、飲み物を選ぶようにしましょう。
どうしてもの際は、機内に乗り込んで、荷物を足元や棚の上に乗せている時間にトイレに行っておきましょう。ただし、人の動きが激しい上、時間が無いので、あまりお勧めではありません。
離陸してから安定飛行に入り、シートベルトサインが消えるまで、大体10~30分位です。CAさんが動き出すのはもう少し早いですが、天気によってはなかなか消えません。
この場合の対策としては、足腰の冷えに気をつけることで、特に冷えに弱い女性におすすめです。
機内で
国際線であれば、大まかに、離陸してから20分でドリンク、60分~120分で機内食開始。6時間以上の路線であれば、到着する2時間くらい前に軽食や再度機内食が提供されます。
ドリンクサービスはエコノミー症候群にならない為にももらっておきましょう。
機内食は多くの場合、まず子供食を含む特別食やが配られ、次に通常の食事が前の方から配られます。食事がテーブルの上にある状況では、通路側の席以外トイレに行くことができません。
機内食が終わった際は、通常、トイレが混みます。タイミングとしては、CAさんが機内食を片付けた後から、席を動けるようになった人から動き出します。
つまり、前の方やブロックの先頭に座っている人から、トイレに行けるようになります。
とすると、対策としては、①前の方に座る。②通路側に座る。とありますが、もう一つ、③特別食を頼む、というのもあります。特別食は事前に配られるので、周りの人よりも少し早めに食べ終われます。ただ、回収は一緒な事が多いので、通路側の席がオススメ。
また、2回目の機内食が配られたり、到着までもう少し、という時は早めにトイレに行っておきましょう。
到着して
空港に着陸して、ドアが開けられると、上位クラスから空港に導かれます。もちろんですが、エコノミークラスは最後。空港によってですが、着陸態勢に入ってシートベルトサインが点灯してから、空港のトイレに行けるまで30分以上かかる場合もあります。
とくに、トイレに行きたいときに限って、前の方で荷物の上げ下ろしに手間取っている人がいたりします。また、空港に第一歩を踏み入れてもなかなかトイレまでは遠いです。
到着した近くのトイレは同じ状況(切羽詰まっている)の人ですぐに使えないことが多いです。落ち着けば空港のトイレは数々あるのですが、安全保安上、到着したゲートから出口と逆方向のトイレは、あまり使わない方が良いです。
少し余裕があれば、ちゃんとトイレはあります。落ち着きましょう。
まとめ
エコノミークラス症候群を防ぐため、やはり水分は欠かせません。飛行機に乗る前にはカフェインを含む飲み物やビールを避けるようにしましょう。また、トイレが近いと分かっていれば、足腰を冷やさないようにしましょう。座席を予約する際も、前の方の通路側がおすすめ。心配であれば特別食を。そして着陸前にトイレに行っておくことで、空港に到着してからも余裕をもってトイレに行けます。
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