オーストラリア、シドニーに旅行し計画。
Brisbaneから会いに来ないか?
勘弁してください。
オーストラリアは広いんです。
目と鼻の先とはいえ、直線700㎞です。
シドニーに遊びに来るという友人(仮)。世界地図で見るとシドニーと私が住むBrisbane、まさに目と鼻の先です。
2032年オリンピック開催予定のBrisbaneは、オーストラリア大陸、象の鼻頭、2000年にオリンピックが行われたSydneyは象の眼のあたりです。
主観と客観、再び
オーストラリア大陸は、動物の象がひっくり返った形しています。
上にも述べたように、大陸で言えば、Brisbaneが鼻の頭、Sydneyが目のあたりに相当します。
Brisbaneはオーストラリア3番目に大きな都市。有名なゴールドコーストの玄関口になっています。
見た目は近い(主観)
見た目だけで言えば、日本人の感覚だと、さいたま市(大宮・浦和)あたりに住んでいて、海外から横浜やディズニーランドに遊びに来たら…。
仕事などの都合が無ければ、間違いなく会いに行くでしょう。
では、埼玉に住んで、友人が来るのが長野や名古屋、大阪なら?どれくらいあっていないか、どれだけ会いたいかによります。
オーストラリアの地図から見て、BrisbaneとSydneyは感覚的に埼玉ー千葉辺りの感覚になっているのではないでしょうか?
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因みに、日本人に人気の「グレートバリアリーフ」の玄関口、ケアンズはBrisbaneから1,700㎞離れていますが、同じクイーンズランド州。
距離を実際の都市間で比べてみる(客観)
BrisbaneとSydney、実際の距離は約900㎞離れています。
日本で東京を起点とすると、福岡まで行けます。東京から福岡市まで約881㎞。
東京ー盛岡(464㎞)の往復。
名古屋ー韓国ソウル(927km)です。
韓国ソウルに友人が来るので、名古屋から遊びに…。少し桁違いです。
その他の距離感
日本国内に時差はないのであまり感じないですが、Brisbaneのクイーンズランド州とSydneyのニューサウスウェールズ州には一時間の時差があります。
州によって時間が違う上、細かい法律などが違います。
感染症蔓延がひどい時には州の境が閉鎖されたほど。州の独立性が保たれています。
日本の20倍!国が広くても…
オーストラリアにしばらく住んでいると、残念な所、開発の余地も見えてきます。
地産地消、駅弁や名物が少ない
長距離の大量輸送が発達しているオーストラリア。貨物列車など夜間にうごいて、翌朝にはスーパーに並んでいます。
これだけ広いのですが、食べ物の特色はあまり感じられません。
シドニー行ったらこれを食べなきゃ!や、Brisbaneでの駅弁は!などと言ったことが無いのが残念。
移民の国なので、仕方ないことは仕方ないのですが…
大陸の南にある島「タスマニア」のサーモンは例外。これはおいしいです!
東洋人が多い
日本で多くのメディアがオーストラリアを映す際に「白人」が目立ちます。しかし、実際の生活になると東洋人が多いのに驚くのではないでしょうか?
特に最近は中華系・ベトナム系が多くなっています。
15年位前、語学学校やワーキングホリデーでは日本人韓国人が多かったのですが、最近は影が薄いです。
オーストラリアの隅々を旅したい方へ
旅行が徐々に解禁されつつあります。
この度の感染症や戦争で「いつまた旅に出られるかわからない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
また、「若い子には旅をさせよ」の通り、若い時代の経験はとても重要です。
ワーキングホリデー等は、迷っているなら「やってこい!」と背中を押したいです。後になってからではできません。ただ、日本にいるうちに情報や申し込みが必要です。
書籍などで情報や条件などを確認しましょう。
オススメ書籍も下に載せておきます。
お隣、ニュージーランドも人気です。
実際のオーストラリアを体感し、数字や感覚に惑わされないようにしてください。
オーストラリアの日常
まとめ
今回はオーストラリアの感覚的な距離と実際の距離を比べてみました。
象の「目と鼻の先」はいつも見ている地図によって大きく違います。大きな大陸、オーストラリア。テレビや動画だけでなく、是非来て、肌で広大さを体感してください。
事前学習は大切です。本やネットで長所短所を掴み、経験者の話を聞きましょう。
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