激辛でストレス発散!ストレス解消に辛味は体に大丈夫?

オーストラリア生活
彩流
彩流

最近急に辛いものが食べたくなってきています。

my激辛ブーム

激辛ブームは周期的に世の中に流行するそうです。

中年の私、今まであまり激辛は食べられず「なんで金払って、苦労しながら汗や涙を出して、激辛を食べるのか」という疑問さえ持っていました。

カレーはせいぜい中辛。キムチも日本製のもので、キムチチゲなどは食べられませんでした。

韓国や東南アジアの辛い料理、ほとんど食べられず。旅行の際はチャーハンなどの味がわかるものを食べるようにして、間違えて辛い物を食べないようにしていました。

激辛が食べられるようになったきっかけ

スパイスをふんだんに使ったインド料理。食べ放題の店があり、そこで興味半分で激辛を食べてみた所、一斉に汗が吹き出したのを覚えています。

その瞬間は「美味しい」とは思えなかったのですが、なぜか再びあの刺激を求めてしまうようになってしまいました。

カレーに始まった激辛。少しずつ、レトルトカレーも辛口を選ぶようになってきました。

ストレスとの関係

最近のように辛いものが食べたくなってきたのは、調べてみると、ストレスと関係していることがわかってきました。

以前私の講義した中にもあるのですが、ストレス解消の方法。自分ですっかり忘れていました。

それは次の二点。「強い刺激」と「体液の分泌」

強い刺激

辛味は味覚ではなく痛覚です。

急な痛みを抑えるため、脳内のエンドルフィンが分泌され、多幸感を感じてしまう。ランナーズハイに近い状態という事でしょう。

また、痛覚により、脳の働きが統一されます。

食べている間もテレビを見たり、問題を片付けていたりしては味がわからない事などあります。強力な刺激はそれらを吹っ飛ばし、食べ終わることに集中させます。

「痛み」や「熱」を快感に繋げて、多幸感や集中力の増大は、確かに効果ありそう。様々な「大人の実践記録」がネットに上がっています。

ただ、残念なことに、これらの刺激には「慣れ」があります。徐々にその刺激に慣れていってしまい、更に強い刺激を求めてしまいます。

体液の放出

人間の体の中から体液を出す際、少なからず「快」を伴います。

放尿や発汗もしかり。デトックス効果なども発汗が基本になるようです。

また、ストレス解消に涙を流す、という女性も多く見受けられます。

さて、激辛を食べた際、髪が濡れるほど体中から汗をかき、涙も出ます。また、唾液もかなりの量が出ています。

体の中の老廃物が汗などで体から外に出る、浮腫みなどの水分バランスも改善されるほどの水循環。

気・血・水の巡りが良くなりそうです。

激辛注意点

ここまで激辛の魅力について書かせていただきました。ただ、冷静に考えると、これらは自分の体を壊している事にもなります。

激辛が欲しい時はストレスが溜まっている

ストレスは数値で測ることができません。激辛が欲しいというのはストレスが溜まっていると考えた方が良いでしょう。

激辛でストレス解消をするのも一つかもしれませんが、そもそものストレスを減少させることが大切です。

季節外れ

東洋医療などでの「辛味」は秋です。春先や夏に辛い物を取り過ぎるのは、季節との相性が悪くあまりお勧めではないといえます。

春は酸味夏は苦味です。

残暑の土用は「甘味」ですが、ここでの辛味は次を育てるので、良いかと思います。

刺激に慣れて過激に

上にも書きましたが、刺激というのには人間慣れてしまうものです。

私も、今まで中辛がせいぜいだったレトルトカレー。今では30倍を食べています。

さらにグリコのレトルトカレーLeeシリーズがキャンペーンを企画しており、うまく商売に載せられています。

もっと強い刺激を求めてしまう。人間の欲としては当然なのですが、気が付かないうちに自分を傷めているので、落ち着かなければなりません。

 

まとめ

周期的に訪れる激辛ブーム。私もハマってしまっています。

激辛はストレス発散やデトックスなど言われます。

ただ、刺激に慣れてしまいさらに過激なものを求めてしまう、体を壊してしまうなどあります。

原因になっているストレスを見直すことが大切です。

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