自分ではしっかりできていると思っているけど、なかなかうまく伝わらない。笑顔で対応と言われても…
黙っている仕事が多いと、口の筋肉が鈍ることがあります。
年齢問わず、口の動きの練習をしましょう。
伝えるための練習は必須です!
薬局や小売業のみならず、誰かに何かを使える時は、基本的に言葉を使います。書き言葉や口語など、言葉は違っていても「相手に正しく伝える」というのはとても大切。
当たり前ですが、言葉は相手に届かなければ伝わりません。挨拶もしかり、です。
意外と動かせない口の筋肉
大手の小売り業者さんでは、勤務の前に必ず「挨拶練習」を行います。これは薬局でも同じです。
ところが、慣れてしまってくると、この練習を飛ばす・サボる人が多いです。
残念ながら、サボると落ちるのが筋肉。いざとなると、うまく動かせない人も良くみます。
口の筋肉は「笑顔」にも関わってきます。
ビジネスでも交友でも、挨拶は笑顔で
最近は少なくなりましたが、小売り店舗で挨拶の時に叫ぶように大声で行う店がいくつかありました。
快く出迎える、と言う意味のほかに、他の従業員たちに「客が来た」という知らせの意味もあります。
ただ、大声は時に怒気を含んでしまう事があり、居酒屋の「喜んで!」も「喜んでないじゃん!」というツッコミを受けるのはよく聞きます。
マスクをしている昨今ですが、笑顔でお客様を迎える姿勢は、ビジネスの基本です。
仲の良い友達に合う時の顔をして出迎えのあいさつをすると良いでしょう。
また、笑顔で会うことができるようになれば、友達だけでなく婚活などにも活用できるようになります。
その為にも、発音や笑顔、相手に良い印象で伝える練習をしましょう。
発音、顔と舌の筋肉の練習方法
学生時代や一人暮らしが長くなると、顔の筋肉の動きが鈍くなることがあります。
あからさまに動きが悪い時は受診をお勧めしますが、動きの鈍さは自分で気が付くことはほぼありません。
「う」と「き」
練習方法は、小タイトルにあるように「う」と「き」を声を出してゆっくり、大げさに発音する事です。
「う」の発音は「中舌寄りの非円唇後舌音」です。大げさに「う」を発音すると、唇の上下はかなり接近して「円唇」の形に近くなります。西日本の発音では弱い円唇性をもつようです。
「き」の発音は「軟口蓋」という喉の奥の方に後舌面を接触接近させて音を作ります(調音点)。さらに、破裂音といって鼻腔への通路を閉じ、息を閉鎖から解放させることにより発生させる音(調音法)です。
この「う」と「き」を続けて発音する「う・き・う・き」と発音することで、顔の筋肉、唇、舌、喉奥の動きの練習になります。
笑顔の練習にも
「き」の発音の際、唇を横に広げます。この時に、唇の両端を少し持ち上げるようにしましょう。
真面目な人が多い薬局業界ですが、誰でも笑顔で会った方が良いですよね?
しかしながら、出来ていない従業員が多いです。
マスクしているから、わからないだろう、と油断している人も多いです。
練習すればできるようになります。こういう時に練習を続ける人が、その後大きな差につながっていきます。
まとめ
仕事に限らず、友達同士や婚活でも、笑顔が重要な要素になってきます。発音の筋肉を練習してほぐすと、笑顔も作りやすくなります。基本的な練習は「う」と「き」を、口の動きを意識して行うようにしましょう。口角を上げるようにすると、笑顔の練習にもなります。
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