お笑い番組の多くなる12月。
久々に漫才ネタを楽しむ番組を観ました
The Manzai マスターズ 2021
毎年、年末年始になると多くなるお笑い番組。2021年12月5日に放送されたThe Manzaiマスターズ2021を観ました。
アラフィフ世代の視点
40代後半のオジサン世代になると、時代についていけなくなるイメージがあるかもしれません。
ただし、今回の「漫才マスターズ」は自分たちと同じ世代の芸人が成功して頑張っているので観ていて励みになります。
「ボケ」と「ツッコミ」とフレームワークという学びもありますが、コミュニケーション能力や話し方、テンポなども参考になります。
話の入りかた
拍手されて入場→挨拶→本題→締めくくり(オチ)と言う流れが同一の流れ。
挨拶(導入)の話すスピードは、そのネタ通しての話し速度。「掴み」(ツカミ)と言われますが、これが聞き取れないと、話が頭に入ってきません。
マスターズの方々はこの辺しっかりしています。
口調によって、どちらがボケ役でどちらがツッコミ役なのかも、掴みの時に提供。
時事ネタが少ないか
最近はYouTube等で繰り返し漫才のネタを観ることができるため、芸人さんもネタ作りに苦労しているそうです。
「世情の粗で飯を食い」
お笑い、落語などは世の中の粗(あら)、違いなどを風刺して人気を取ります。
2021年の漫才、時事ネタの視点で見ると、ウーマンラッシュアワー、ナイツ、爆笑問題の3組ぐらいでしょうか。
そのうちのウーマンラッシュアワーはオリンピックの弁当と国民切り捨てを廃棄と表現。ネットの書き込みを笑いに変える、との表現。
ものすごい早口で字幕が無いと少しきつかった。ただ、政治に突っ込んでいたのはこの一組。
正直、最近の民放の流れから「よく放送できたなー」と言うのが感想。
様々な視点を提供する「マスメディア」として、大事な一組だと思います。
お客さんの重要性
この2年、コロナでお客さん(観覧者)のいないステージが多かったと思います。
最後にタケシさんも述べていましたが、やはりお客さんの反応を見ることができるかどうか、で漫才スタイルも変わってくると思います。
これは授業や販売、接客でも同じ。
自分たちの芸を見せる相手が、目の前にいるかどうかはとても大切な要素です。
まとめ
先日放送されたTheManzai2021を観ました。マスターズと同世代のアラフィフオジサン視点、学ぶところも多いです。2021年には世相の粗も様々あると思いましたが触れているのは一組のみ。コロナ前後でのお客さん入りの有無、タケシさんの言葉にも重みがあります。
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