オジサン世代 中高年男性の元気…精力剤?筋トレ?結論は?

雑記帳

最近元気が…。テレビやネットで色々売ってるけど…

彩流
彩流

男性更年期と言えば楽なんですが、

目的別に少し考えてみましょう

そもそも男の元気って?

男性にとって、10代から30代までは体力も活力も充実しています。ところが、40代頃から下り坂。50代前後には体のあちこちにガタが来始めます。

スタミナ切れと言われる持続力低下、疲れが抜けないやる気不足、いざという時に体が言う事をきかない瞬発力不足など。

ある程度の事は仕方ないと思われるかもしれませんが、同じ年、他の人と比較するとなんだか…という事はよくあります。

オジサン世代に不足しがち、過剰気味

まず、不足しがちなのは色々メディアでは言われていますが、成分ではなく男性ホルモンの「テストステロン」不足。

もともと、男性には狩猟や戦いの為の筋肉を発達させるため、テストステロンは成人男性にとって重要。それと同時に異性を引き付ける子孫繁栄に関するホルモンです。

一方、過剰気味なのは偏った栄養とストレス。

栄養分は食事がメインです。自分の食生活を見直してみましょう。血液ドロドロの状態では、必要な時に必要なところへ血液を集めることができません。

精神的ストレスは大敵!

そしてストレス。これはEDに代表されますが、社会生活を送る上で真面目な読者程、精神的に負担がかかってしまいます。

せっかくの休日に「○○しなきゃ」や「休み明けの仕事や会議」などに追われていては、常にストレスがかかってしまい、脳が疲弊してしまいます。

義務感もストレスの一種。良い夫とはこうあるべき、妻へはこう接するべきというマニュアル通りで、自分の好きな事を無理に忘れてようとしていると、自分を見失ってしまいます。

で、何をすればいいの?

この記事ではアフェリエイト(物品やサービスの販売)等の広告はしていません。正直に薬剤師観点から書きます。

普段の食生活は持久力、勝負飯は瞬発力

朝起きて、体が重く疲れが残っている。やる気が起きない、男性としての元気がない、とオジサン世代。血液の流れを意識してみてください。

便通でおなじみの「食物繊維」は解毒(デトックス)の効果もあります。

ミネラルも大事。普段から鉄や亜鉛は食べ物から。

色の濃い野菜、臭いの強い野菜を摂るようにしましょう。ニラやホウレン草、セロリ等がおすすめ。ニンニクはおなじみですね。

この辺は当たり前の情報です。

次に、粉食を減らす。パスタやパンなどは吸収が早いのですが、食物繊維や他の栄養素が少ない。炭水化物はもっと少なくても良いのかもしれませんが、摂るなら粒食に。

タンパク質は筋肉やホルモンの作用する場所に有効。鶏肉や鶏卵をはじめ、動物植物のタンパク質は適度に。

勝負飯、よく焼肉が例に挙げられますが、これは心理的な面が大きいかもしれません。消化に時間がかかる食べ物ですが、向かい合って好きな人食べる、肉のしたたりなどが様々な事を連想して、心理的とはいえオススメ。

その他はやはり牡蠣。亜鉛でおなじみですが、たぶんまだわかっていない成分が多く関わっているはずです。

日々のストレスには環境を変える

精神的に追い込まれている状態では、男性としての役も正常に働いません。環境を変えるのが一番効果があります。

旅行を含めた移動がよく使われます。

その他には、ワンパターンになっている生活に彩りを加えるのも一つ。
下着や部屋の模様替え、様々なプレイに挑戦するのも良いでしょう。「こうあるべき」と言うのが邪魔をしないよう気をつけてください。

男性ホルモンをつくるにはやはり筋トレ

冒頭で述べたテストステロンと言うホルモン。適度に分泌させるにはやはり筋トレがオススメ。

筋肉を作ることで、血液の流れや栄養素の流れを作ることができます。また、適度に疲れるため、睡眠にも良い影響を及ぼせます。

むやみに精を放出すると「腎虚」になりやすい中高年世代。無理のない筋トレでホルモンをつくるようにしましょう。

また、座ったままと言う体勢はよくありません。1時間に一度は席を立って、少しストレッチ。きつい下着では圧迫しているので、少しブラブラさせるのも血液循環に必要です。

よく言われる成分について

メディアによく出てくる成分ですが、人それぞれです。その人の環境や生活習慣によって変わるので、合う合わないは確実な事が言えません。

そもそも「精力剤」という意味があいまい。

漢方薬でも「マウスの精子を増やす」というのは「補中益気湯」があります。虚弱体質の方が服用すると体力がつきます。これも精力剤と言って良いのかどうか…。

精力剤?成分について、現時点では

巷には様々な成分が販売されています。代表的な成分を書いていきます。

やる気を起こす活力…長期継続摂取として、加工ニンニク、アルギニン、シトルリン

疲れをとりやすくする…中期接種として、シジミ(オルニチン)、亜鉛、鉄等ミネラル

瞬発力として…必要時のみ、マカ、インヨウカク等

カフェインやアルコールは適度に、なら良いのですが、注意が必要な成分でもあります。

その時その時の体調、生活環境によって効果を感じるものが違うので、変化に敏感になるのと同時に、あくまでもサプリメントは補助という事を意識しましょう。

専門医に相談も一つの選択肢

どうしても敷居が高いクリニックや医院。ただ、モヤモヤが続くならば受診をしてスッキリする方が良いです。

バイアグラやレトビラ(直前服用)、シアリス(効果2,3日)などありますが、これを服用することで男の自信がよみがえるきっかけにもなります。

恥ずかしがらず、家庭内の平和の為。知り合いがいる可能性のある近所ではなく遠方のクリニック受診でも良いかもしれません。

まとめ

男性中高年は徐々に男性ホルモンが減ってくるため、様々な影響が出てきます。

活力ある男性を維持するために、精力剤と言われる成分や食生活について書いていきました。

結局のところ、現在の自分に合った適度な栄養、筋トレ、環境変化が多くの人にあてはまります。

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