シドニー経由ブリスベン到着。豪州QLDの入境時、ここは注意!2021年12月23日

翼オーストラリア生活

 

彩流
彩流

2年ぶりのオーストラリア入国。

状況は刻々と変わります。

直前情報にも注意してください

2022年2月、4月と大幅に規制が緩和されています。

必ず、オーストラリア入国規制と滞在予定州の規制を確認してください。この二つは別物と考えた方が良いです。

オーストラリア入国まで

家族と離れてしまい2年がたってしまいました。この度、やっとオーストラリアに。

これは2021年12月23日出国、24日にシドニー経由でブリスベンに到着するまでの私の経験です。

利用✈はJL051で羽田からシドニー。カンタスに乗り換えてQF512でブリスベン。チケットは日本航空のホームページから申し込みを行いました。

出発までに:必要書類・アプリの準備

①ビザ それぞれの要件に合わせて

ビザはそれぞれカテゴリーが違うと思います。私は家族面会のETA(スマホアプリ)のほかに、家族在住の「Exemption(例外)」も申請・了承されていました。

②ワクチン証明書

英文のワクチン接種証明書が必要。2回接種済みの証明書は市役所等で出してもらえます。他の場所でも使うので必ず複写を取って別の場所に保管しておきましょう。

③PCR陰性証明書(英文

出国前72時間以内にRT-PCR検査して「negative」が必要。書類には検査日時やパスポート番号などが必要です。電子でも良いようですが、カウンターや立ちながらの確認なので、紙媒体で良かったと思います。

④オーストラリア入国申請(アプリ)

Australia-Travel-Declaration(ATD)と呼ばれるアプリをスマホにインストール。情報を入力するのに少し時間がかかると思います。また、この時にスケジュールや2回分のワクチン情報等を入力するので、それまでに用意しましょう。

⑤QLD入境申請

これが一番厄介。入力に自分の選択肢がないから先に進めない、という事が幾度かありました。

Queensland Border Declaration
Queensland International arrival Registration

これらに必要事項を入力します。そしてメールで送られてきた書類をPCで印刷。

3日前からQueensland Travel Declarationも入力申請できるのですが、今回は確認されませんでした。

羽田空港には4時間前に?

今回利用した日本航空からは早めに、4時間以上前が理想とのこと情報いただきました。正直なところ、その通りだと思います。

上記の書類のチェックはまず荷物を預ける段階でチェックされます。

後でも書きますが、ここで「荷物は到着地ブリスベンまで」と言われ、そのシール帯をつけられて預けます。ただ、シドニーで一度自分の荷物を受け取る必要がありました。

離陸まで

預け荷物(スーツケース)のあとは、出国手続き。以前であれば免税店や空港内をブラブラ歩くのですが、何しろ人がいません。

2時間前で、カウンターが混み始めます。一人当たりの時間がかかるため、列は長くはないものの、大変そうでした。早めに来てよかったです。

羽田空港名物だったお土産横丁(?)も空いている店舗は2つ。レストランもまばらです。同じく出国手続き後の免税店も私がいた午後4時~5時というとかき入れ時のようだったのが、メインが1つ。そして隅の方でコンビニ薬局みたいなのが一つ空いているだけ。飲食店もあまり…。

まさに空港のシャッター通り。

シドニーで乗り換え

今回はワンワールドでシドニーにて乗り換えます。

東京出発のオーストラリア便。普段なら自分の座る周り6割が日本人なのに、今回はインド系の旅客が多く半分以上。待合室のベンチに横になって寝転がっている姿は異文化を感じます。

機内では特に変わりなし

機内での過ごし方は特に変わりはないですが、コロナ関連の放送が多く、また、マスクをしていないとCAさんに着用するよう促されます。

出発後2時間で提供された食事。

今回は特別食を頼んだ旅客さんが多く、CAさんがシールの束をもっていったり来たり。普通の食事が若干遅れた感じがしました。

Jal蕎麦とパン、以前は楽しみだったのに…。

到着前にキッシュ。睡眠不足と気圧減で美味しく感じないのが残念。地上の元気な時なら、とてもおいしく食べられたと思います。

シドニー空港では

飛行機から降ろされて、出口の方へ。通路途中のチェックアウト機で申請を行い、黄色く背骨のあるカードをもってオーストラリア入国。

既にパスポートとATDの情報がリンクされているらしく、ここではそのまま書類などのチェックはありません。

お馴染み、黄色の入国カードを渡して…出口のスタッフさんに「お前はバッグ一つだけ?」と聞かれたので

「スーツケースはブリスベンまで、と言われている」と伝えたら、そんなはずはないからすぐに戻れといわれ、まさかな~と思いつつ手荷物レーンに戻ると、私のスーツケースが回ってました。

普段なら厳しく持ち込み荷物をチェックされますが、ここも閑散としていて、海苔などの海産物はチェックされず(ここは正直に申請しましょう)。やはりコロナの影響でしょうか。

出口を抜けて、乗り換えの指示通りに国内線へ。乗り換え用チェックインカウンターでスーツケースを預け、指示されたバスに乗って国内線ターミナルへ

国内線ターミナルは朝早い時間でしたが結構込んでいました。乗り換えは余裕をもって臨んだ方がよさそうです。

羽田が静かだったので、逆にこちらは8割近くの店が開いているようにも感じました。

ブリスベン空港到着

シドニー空港ではCovid19のパンフレットを渡されただけでした。

出発までは普段通り

国内線の空港に移動して、保安を通り、飛行機前へ。

少し余裕を持ちすぎたか、2,3時間待ち。ベンチに座って電子書籍読みながら待ちます。

その間にも書類やパスポートのチェックはありません。乗る時にチケットのバーコードをかざしただけでした。

到着後のチェックは厳しい印象

飛行機を降りて、出口へ。一方通行のゲートを通ったところで、検疫の方に”Border Declaration Pass”を見せるように言われます。

そして、スーツケースを持ったまま、臨時カウンターへ。

識別QRコードをチェックされ、陰性証明やワクチン接種証明をチェックされました。

後ろを通る人から、全員ではない様子。明らかに旅行してきた人を狙っているのか、わかっていなさそうな人間をチェックしているのか、分かりません。

この時、空港の公共Wi-Fiが一時的に使用できず、スマホに保存してあった書類などがアクセスできませんでした。また、スタッフの方からメール着信できているかの確認も滞り。仕方なく海外ローミング。現地SIM持っている方なら良いのですが、日本のスマホのみを持っていくときは「限度額有の海外ローミング」できるよう契約を確認しましょう。

その後、家族が迎えに来ること、住む場所で隔離は可能な事を話しして、自宅隔離となりました。

陽性でなくても隔離

現在、オーストラリア・クイーンズランドは制限が厳しいです。

隔離施設(ホテル含む)に入所となった際は、一泊当たりAU$165がかかり、食事は1日分3食でAU$65。ホテルでも公共のプールやジムは使えないので、引きこもり状態。

日本の場合は「陽性・濃厚接触者」に隔離要請していますが、こちらは原則海外からは隔離されると考えた方がよさそう。

まだまだ観光にはお勧めできません。

入国にはあまり関係ありませんが、「Checkin Queensland」というアプリは、こちらので生活に必需品になりそう。

日本の「陽性者・濃厚接触者」の隔離よりも厳しい感じがします。もちろん検疫と言う意味では、感染してから陽性になるまでの時間を考えれば、この無制限隔離の方が理にかなっています。

情報は常に変わる。国と州のチェックを!

私がチケットを手配したのは11月末。12月上旬に書類をそろえ始めました。

その後にオミクロン株の拡大で。12月15日に大幅変更。そしてその州によって、対応が変わるので注意が必要です。

そして出発前にも細かい変更。州の制限は「国によって違う」というレベルを感じます。国の情報を観ていても州の情報が変更更新されて気が付かないこともあります。

また、隔離施設入所を覚悟して時間をつぶせる手段を用意したほうが良いです。電子書籍や本、ゲーム機(充電時電圧、コンセント注意)等がおすすめ。趣味があれば尚良いです。

「引きこもり」生活に慣れている人は良いのですが、慣れていない方には難しいかもしれません。

情報は何気にTwitterが頼りになりました。

追加情報

2022年2月初頭での追加情報はこちら

オーストラリアの入国制限 コロナ感染症での物流への影響
オーストラリアのコロナ感染症による入国制限、物流、ドル円について書きました。移動の際は必ず最新の情報を手に入れるようにしましょう。国・州・移動手段のページが参考になります。物流・観光は回復傾向。ただ、地学的リスクでドル円に変化が起きそうです。

 

まとめ

羽田空港からシドニー経由でブリスベンに移動しました。

出国手続きから今までとは違い、準備が必要です。

乗り換え荷物はシドニー空港で受け取るのを忘れないように!

また、検疫問題はシドニーでの乗り換えは問題なく、ブリスベンに到着後の厳しさが予想以上でした。

書類等はアプリだけでなく、紙媒体も用意するのがおすすめです。

情報は常に更新されます。確認することとTwitterで移動した先輩たちの話がとても役に立ちました。

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