オーストラリアの入国制限 コロナ感染症での物流への影響

翼オーストラリア生活

 

彩流
彩流

オーストラリア国内の制限は緩和傾向。

一時期より人の移動が楽になってきました。

しかし、物流はまだ多くの影響が残っています。

出入国の際は最新の情報を確認してください。

オーストラリアでのコロナ感染症。入国制限

世界有数の入国制限を行っているオーストラリア。コロナ感染症で更に厳しかったのですが、2022年2月3日現在、徐々に解除傾向にあります。

国内の移動

オーストラリアは広大な土地を持っています。州をまたがない、州内での移動はほぼ制限がありません。

州をまたぐ移動は、念のため事前確認を行うようにしてください。

移動後の隔離はほぼ必要なくなっているようですが、州によって基準が違います。

州政府のHPの確認が必要です。

入国制限について

先日の有名テニスプレーヤ、入国拒否のニュースがここオーストラリアでも日本でも有名になりました。

大丈夫とは思いますが、申告書は正直に書きましょう!

出発72時間前の検査、2回のワクチン接種証明書は引き続き必要です。体質でワクチンを打てない際は、その旨の証明書が必要。

入国後の隔離や検査などは州によって違います。

国の情報と州の情報を確認しましょう。

緩和情報は比較的早く公開され、締め付け情報は急に出てきます。

3月末から、カンタス航空も日本との航路復活とのこと。行き気が楽になりそうです。

出国(日本入国)について

日本に帰る際、「日本入国前の72時間以内」検査が引き続き必要です。オーストラリアの際は「出発の72時間前」と違いますので気をつけましょう。

また、日本航空は現在メルボルン―成田が欠航。シドニーー羽田路線になりますので注意が必要です。

日本での隔離は必要な様子。期間は到着後次の日を起算として1週間。国指定のホテルに3日間、その後自家用車での移動(公共交通機関は利用してはいけません)。

個人的な感想ですが、日本の対応は変化に遅い気がします。なかなか変わりません。政府、外務省のホームページや空港、航空会社のホームページを参考にしてください。

ツイッターも参考情報として、役立ちます。在豪邦人が発信している情報が役に立ちます。

オーストラリアの物流について

現在、スーパーをはじめとする販売店では徐々に回復しつつあります。感染数もピークアウトしており、ニュースでもメイントピックから外れてきています。

輸送が滞り

オミクロン株の拡大時は、需要が供給を上回り、紙製品がスーパーの棚から消えました。

その後、トラック輸送するドライバーの不足、積み荷する際の人的不足が顕著になり、物があっても運べない、という状況になっていました。

現在では、農作物・果物を収穫する人手が足りず、ワーキングホリデーや学生ビザの就労制限を撤廃し、人手不足に対応しているようです。

商品によって、十分に在庫があるもの・物流が滞っている物の差が激しいです。

完全復旧までは4月頃でしょうか。

国際郵便は2~3か月

日本からの郵送は2,3か月かかっています。昨年末に発送した荷物が、2月に入って受け取っている方が多いようです。

国内の郵便、手紙は一週間以内に概ね届いています。

このことより、海を渡る国際輸送に時間がかかっているようです。追跡をしてみると、シドニー港に入った後はスムーズに手元に届いています。

オーストラリアドル円の今後

現在、オーストラリアドルは1AU$=80円~85円で推移しています。

今後、資源国独特の動きの上に、次事で円安ドル高に動く可能性がありそうです。とはいえ、数年前のように90円~100円と言う大きな変化には時間がかかりそうです。

国際不安:東欧の動きと原油高

ロシア等東欧の動きが気になる所。

原油高も含め、投機マネーと地学的不安要素で、ガソリン価格も上昇。

エネルギー価格の上昇はオーストラリアでも響いてきています。

国内不安:ロックダウンはしなさそう

一時的な労働者不足でしたが、混乱は落ち着き傾向。物価も戻りつつあります。

旅行業界への明るい兆しが見えている中、上にも書いた労働者不足が供給不足を呼んでいるようです。

感染症の再び増加の恐れが引き続き、くすぶる火種になっています。

また、不動産価格の異常な上昇も気になる所。中国資金の流れが様々影響しています。

まとめ

オーストラリアのコロナ感染症による入国制限、物流、ドル円について書きました。

移動の際は必ず最新の情報を手に入れるようにしましょう。国・州・移動手段のページが参考になります。

物流・観光は回復傾向。地学的リスクでドル円に変化が起きそうです。

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