お馴染みの3Lと5Lの容器で4Lを測る問題。
教育立場で問題出した時の答え。
色々なアイディアをのせてみました
問題:3Lと5L容器で4Lを測る
頭の体操などでよく出てくる問題。3Lと5Lで4Lを測りましょう!と言うもの。
有名なアクション映画「ダイハード3」でも出てきました。公園の噴水に容器があって、時限爆弾のプレッシャーの中で測るもの。あの時は1ガロン?(1gallon=3.78L)。
日本だけでなく、世界広く使われている頭を使う問題です。
まずは正攻法 4つの方法で
よくある回答、正解を求めるには以下の3方法。
①加法
1,3L容器を使って、3Lの水を5L容器に入れる(5L容器に3L入っている)
2,再び、3L容器を使って5L容器に水を入るだけ入れる(3L容器に1L余る)
3,5L容器の水を捨てる。3L容器内の水1Lを5L容器に入れる。
4,3L容器に水を満たし、1Lの水が入った5L容器に3L入れて4L出来上がり。
②減法
1,5L容器に水を満たし、3L容器に入れる。5L容器に2L余る
2,3L容器を空にして、5L容器残りの2Lを、3L容器に入れる(3L容器に2Lの水)
3,5L容器に水を満たし、3Lの容器に入れるだけ入れる(1Lの水が入る)
4,5L容器には4Lの水が残る
③半量法
1,容器の形によるが、5l、3lそれぞれ容器に水を入れる
2,底が見える所まで容器を傾ける
3,それぞれが半量になったら5L容器に水を合わせて出来上がり
④改加法・改減法
1,加法に同じ。3L容器に1Lの水が入っている。
2,1Lの水面の容器の所にペンでメモリ・線を引く
3,3L容器には1L測定できるので、3Lにメモリで測った1Lをくわえると出来上がり。何度も使える。
同様に②も容器に印をつけることで、測定可能
自由な発想・へそ曲がり?
自由な発想で回答を求めると、色々出てきました。
⑤メルカリ利用方法
3Lと5Lの容器を売り、4Lの容器を買う。
メルカリの時代ですね~。
⑥凍らせる
5Lと3Lを合わせた8Lの水を氷皿でブロックアイスにして、しっかり凍らせ、半分にすると4L
いいアイディア。
⑦総量を半分に
5Lと3Lの水を更に大きい容器に入れ(8L)、半分になるように仕切りを入れる。
それも一つ。
⑧おまけ方法
問題出題者に「4Lだけど1Lおまけしておきました!ニコ!」と言って、5L渡す。
本人は「水を捨てるなんて、もったいない!」とのこと。確かに一理ある。
時代的に3Lを渡して「4L用意しましたが、1Lは中抜き・ピンハネです」ビシ!。と言うのもあるかもしれない。
⑨蒸発方法
3Lの水を、空の5L容器に入れる。
再度3L容器を使い、入るだけの水(2L)を5L容器に入れる(5L容器には5Lの水、3L容器には1Lの水)
同じ環境下において置き、3Lの水が蒸発したら5L容器も同じように1L減っているので4L。
目の付け所が面白い。同じ表面積、環境であれば、蒸発する量のは同じ。
⑩体重計方法
5L容器重さを引いたで4kgを測って4L。
5Lの水を体重計に乗りながら飲む。体重が1Kg増えたら、残り4L。
⑪溶接方法
3Lと5Lの容器を溶かして・加工して4Lの容器をつくる。
それも一つ。プラスチックとは限らないからね~。
⑫政治家方法
出題者に「4Lでなければならないのですか?5Lではダメなのでしょうか?」と問い詰める。
あ、あの人のマネね。
⑬水道調節法
蛇口を固定し、3L容器が満たされる時間を測定する。そして水1Lの注入される時間を計算して4L作る。
これは正攻法でも良いかな?
⑭馬鹿方法
ある権力者が3Lの容器に入れた水を「これは4Lだよね!」と言う。忖度した彼ら多くの部下は「はい!そうです」と口を合わせていう。
大人の闇社会。「馬鹿」の語源です。
ちなみに、古代中国、秦(始皇帝でおなじみ)の時代の話です。宦官/趙高が鹿を持ってきて「これは馬だ」と言って、部下が同意したかどうか見ました。
まとめ
様々な方法がある3L,5L,で4Lを作る方法。14種類挙げました。
正攻法だけでなく、容器に目をつける、なぜ4L必要なのかを求める、凍らせる・蒸発させる等、様々な視点がでて面白かったです。
一つの回答方法を出してしまうと、頭はそこでストップしてしまいますが、皆で話し合うと引き続き様々出てきます。
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