自動販売機大国:日本?
オーストラリアでは時代を
反映した自販機登場
自動販売機が少ないオーストラリア
ジュースやカップ麺、電車切符、サンドイッチや玩具まで様々なものが自動販売機で売られている日本から見ると、オーストラリアはあまり自動販売機が設置されていません。
今までのオーストラリア
もともと自動販売機は「治安」「人通り」に左右されます。
海外で自動販売機が少ないのは「治安」の為、とよく言われています。確かに、そこに現金があるので窃盗、破壊の標的になるでしょう。
オーストラリアは比較的治安が良いとされていますが、これは「比較的」であって、誰もいなければ、と言う輩もまだいます。
とはいっても、オーストラリアにも自動販売機は徐々に設置数を増やしてきています。これは、人口増とショッピングセンターの拡大によるものです。
以前は、自動販売機。コーラなどのジュース類や菓子類がメインでした。
もちろん駅には行先を入力して切符を買えるチケット自販機も設置されていました。
最近のオーストラリア
最近では、チョコレート菓子を売る自動販売機を使って、違うものを売るようになってきました。
上記の自動販売機は、カラフルな「マスク」を販売しています。
感染拡大予防に病院と公共交通機関ではまだマスク着用が求められる為、自動販売機での販売。
また、以下の自動販売機も見つけました。
RATと呼ばれる、コロナ検査キット。
夜遅くに帰宅する際に、薬店等で購入できなければここで購入し、検査するという事ですね。
既に自宅で検査するのが当たり前になっているオーストラリアです。
ただ、日本に帰国する際は政府の決めた様式の「陰性証明」が必要なので、この自動販売機の商品では認められません(2022年4月現在)。
今後の展望
コロナ感染症で世界が大きく変わりました。
自動販売機は人との接触が少ない為、注目を浴びる可能性が高いです。
だいぶキャッシュレスも進んできたため、治安が守られるのであれば、今後自動販売機の設置は増えてくる兆しはありそうです。
文化的に、まだ自動販売機の生活に慣れていないうえ、自動販売機でないと買えない物が少ないように感じるオーストラリア。
衣類や玩具類等、消費期限が長い物などが求められる為、急な発展は、なかなか難しい所です。
自宅にいる時間が長くなってくると、「自動販売機」と言う習慣文化自体が減速気味になったのではないでしょうか?
時代をうつす自動販売機。時代に取り残されないようにしてほしいです。
コメント