体質で食べられない物が多いんです。
最近売り出されましたが、
選ぶ楽しさがありません
機内食は既に始まっています。
制限食もオーストラリアでは
選ぶ楽しさも出てきています。
制限食とは
食べ物によるアレルギーは人により、命に関るほど危険になる事があります。
食べ物を見てみると、アレルギーだけでなく宗教・信条の理由で食べない、という方々もいらっしゃいます。
また、最近では健康志向の高まりで、あえて肉を外す食べ方などもあります。
「グルテン」なんでダメ?乳糖もダメ?
グルテンとは、小麦粉を練る際に出てくる成分の一つです。
小麦粉加工品(うどんやピザ等)のもっちり感や粘りは、このグルテンが影響。美味しさを増してきます。
美味しさの元ではあるのですが、「グルテン不耐性」といって消化しにくい体質、グルテンでアレルギー反応を起こしてしまう体質の方がいます。
以前、セレブや健康情報番組などで、花粉症や肌荒れがひどい方はグルテンフリー(グルテン無し)の食生活に変えたら治った!と言う方がいるようですが、アレルギー反応の綿から見れば、グルテン不耐性体質だったと考えられます。
ちなみに、私の好きなコメ(米食)は、グルテンフリーです。
さらに、乳糖不耐性も同様。これは大人になって牛乳を飲むと下痢する、と言う方は比較的多いので、一般的です。
日本の現状
制限食については、空港や国際線機内食では当たり前のようになってきています。
機内食は5種類~10種類以上に分かれています。また、普通の機内食でも甲殻類アレルギーを出してしまう可能性のある「エビ・カニ」の使用は少ないです。
日本国内では残念ながら、レストランに「菜食主義者」「グルテンフリー」「ハラール」などのメニューを出している所は少ないです。
都内では、オリンピック前にいくつかの対策が取られました。
大都市部でも、選択肢という事では「ビーガンレストラン」や「ハラール認定レストラン」などが増えてきています。
ファミリーレストランもアレルギー食が気になる方向けに、いくつかの料理が提供されるようになってきました。
しかしながら、地方ではまだまだ。選択肢が無いどころか、食べるものが無いこともあります。
通販の活況
嬉しいことに、楽天やAmazon等で制限食の食材や加工品(ケーキ等)は手に入るようになりました。
アメリカをはじめ、オーストラリアやEU各国、アジアでも通販は活況。
豆で作った「大豆肉」などの制限食の入手が通販によって容易になりました。
オーストラリアでは、選ぶ楽しさも
さて、私の住んでいるオーストラリア。多民族国家で、アレルギー制限だけでなく、宗教上の食事制限も日常的です。
制限食でも楽しく選べる
コロナ以降、持ち帰りが主流になっています。制限食の持ち帰りも様々な種類があります。
子供向けのドーナツ、先日食べてみました。
グルテンフリーを謳っているドーナツ。
中身は
他のドーナツと大きく変わりません。
また、ホテルなどのモーニングビュッフェにも、グルテンフリーのパンが並ぶことが多くなりました。
以前、韓国ドラマでも、パン職人の師匠が「小麦粉を使わないパンをつくれ」と課題を出し、見習いが苦心していました。グルテンフリーを考えれば、時代の先を言っていたのかもしれません。
同じく、乳糖不耐性の方でも安心して飲める牛乳。
1Lパッケージ。種類も、多くはありませんが、いくつかあります。
消化に良いのも売り文句。ダメではないけど、おなかが緩くなる、と言う方にもお勧めです。
和食、アジア食が世界を救う?
スーパーで売っている制限食は、オーストラリアでのほうが充実しています。
ただ、外食を考えた時に和食やアジア食は、健康の理にかなっているのでは?と思います。
健康ブームで和食!となっていますが、実際牛丼チェーンの朝食セット等は
・ご飯
・味噌汁
・お新香
・鶏卵
・海苔
・納豆
これに鮭などがつきます。味噌やお新香の発酵食品、グルテンフリー、乳製品使用せず。獣肉なし。理想的ではないでしょうか。
もちろん、唐揚げやとんかつは小麦粉を使っているのでダメですかね~。生姜焼きは豚がダメな人が多いので…
韓国料理や台湾料理、東南アジアの料理も高たんぱく低カロリー、野菜も多いので食物繊維もある程度期待できます。
カタカナが多いですが、よく考えれば、足元に色々良いものがそろっているようです。
まとめ
オーストラリアのグルテンフリー、スーパーでの乳糖不耐性食品を紹介しました。
世界基準でいえば日本の制限食カテゴリーでは発展の余地がありそう。
とはいえ、典型的な和食はグルテンフリー。
灯台下暗し、基本の和食は制限食でも活躍できそうです。
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