韓国時代劇をアラフィフオジサンが時代別に分けてみた

彩流

幾つか韓国ドラマ、時代劇を観ましたが、ちょっと整理しました。

時代別に分けると…

韓国時代劇・韓国ドラマにハマったオジサン

韓国時代劇、お隣の国ながらあまり触れる機会が無くそだったアラフィフ世代。最近になってBS等で放送されるようになりました。

全話通して観たものは以下の通り（あいうえお順）

イ・サン

王になった男

王の顔

オクニョ～運命の女

大王世宗

帝王の娘スベクヒャン

チャングムの誓い

テバク～運命の瞬間（とき）

善徳（トンマン）王女

トンイ

華政（ファジョン）

ホジュン　伝説の心医

これらのドラマを観ていると、時代によって違うものがいくつか出てきます。韓国ドラマ作成時、時代考察は入っているはずなので、細部にわたり、日本人では気が付かないこともあると思いますが、以下を見てみると面白いです

王を前にした際の会議…トクマン王女やスベクヒャンでは円卓。他は王を前にして左右に別れる

火薬…大王世宗で発達。華政で硫黄精製過程が説明される

服装…冠から官僚の服、一般市民の着る服装や靴などの違いが大きく変わる

中国との関係…ほとんどの時代劇で中国との関係、王朝がかかわってきています。

日本でおなじみの時代劇と言えば、NHKの大河ドラマか、水戸黄門・暴れん坊将軍あたりでしょうか。NHK時代劇は戦国時代か明治維新あたりがよく出てきます。

私の観た韓国ドラマで時代を興味半分で調べていくと日本での飛鳥平安時代、鎌倉室町時代、そして朝鮮出兵の際の宜祖・光海君の時代。さらにその後、と別れていきます。

交易は少しあった様ですが、まだ貴重な印象が出ています。また、この2つのドラマ内での戦は比較的近距離でした。

大王世宗（李氏朝鮮4代国王）1397年～1450年　応仁の乱が1467年に勃発。ドラマの中では日本からの侵略も描かれています。火薬、印刷、天文学、時計が進歩し、ハングル文字ができた時代。世宗の長兄さんが人間味にあふれ、個人的には好きでした。
チャングムの誓い　ドラマの開始は1482年、活躍するのは中宗（11代）の時代。お父さんが殺されたのは燕山君の時代。また日本が攻めていますね～。針で治しています。また、最後の方で出てくる側室は、次のオクニョでも出てきます。あ、中宗はオクニョのお父さんです。
オクニョ　活躍は13代明宗の時代です。チャングムから繋がっていますね～。とはいえ、牢獄や中国（明）との関係があらわされています。

徐々に中国の影響がドラマの中で描かれるようになっています。火薬や農工具、薬など出てくる他、移動距離も増してきています。

日本の大河ドラマでいう、武田信玄から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という毎度のネタになる時代。朝鮮出兵の際で韓国時代劇も大きく描かれています。この時期の時代劇が私の中では一番多く感じます

時代が重なるため、前後判断が難しいのであいうえお順に。14代宜祖、15代光海君の後も描かれていることから華政が最後

王になった男
王の顔
ホジュン
華征

日本は徳川時代になり、朝鮮通信使。そして中国は明から後金、清の時代へ。

トンイ　第19代粛宗と結ばれる同仁（トンイ）淑嬪。ドラマの中では一人目が麻疹で失っています。2番目がのちの英祖、ドラマの中では元気な男の子でテバクで主人公に。そして孫がイ・サン。トンイが活躍するころ、日本では水戸黄門が活躍中。
テバク　上のトンイ淑嬪の子ども二人。麻疹で亡くなった長子が生きていたら、という話です。出てくるイ・インジャが渋いオジサン。策略や国家レベルでの反乱など幅が広くなっています。のちの第21代英祖の活躍も見どころ。
イ・サン　英祖の孫、第22代国王。世孫・正祖。中国・清からの施設も辮髪ですね～。幾度も暗殺されかけますが、方法も火薬を使ったり絵具を使った毒殺など多岐にわたります。火薬の調節も出来ていて、花火に仕込むなどは以前にはなかった工夫がされています。