マスクの顔パンツ化 衛生面や社会面などから考える

雑記帳

マスク取ってもいい、と言われても

もう慣れてしまって…。

彩流
彩流

衛生マスク、それなりに社会インフラの

一つになりつつありますね~。

マスクのパンツ化について考える

2021年12月14日の読売新聞のオンライン記事で「若者のマスクが外せない。人前ではパンツと同等に脱ぐのは恥ずかしい」というような記事が出ていました。

マスクの「顔パンツ」化を考える
【読売新聞】編集委員 山口博弥  最近、テレビのワイドショーやネットで知った言葉に、「 顔パンツ 」があります。新型コロナウイルスの感染対策として着用が習慣化したマスクを、ずっと外したくない人が増えている。もしコロナ禍が終わっても、

そもそも発端は

コロナ以前。3月から5月の花粉症の時期、多くの人がマスクをしていました。ただ、夏の暑い時期や花粉症でない人は「蒸れる」「息苦しい」などの事からマスクを外す人が大多数。

お客様への笑顔が見えない、という事で、店員さんのマスク着用を禁止した売り場も結構あったと記憶しています。

医療関係者や介護福祉、また、食品を扱う職場では当たり前のマスク常着ですが、他はあまり制限付いていませんでした。

それがコロナで大きく変わりました。

コロナで一変

2020年後半には、マスクが店頭から消えます。薬局薬店の開店時間前から「マスクナイカー」と呼ばれる人たちで行列。それまで近所国に無償提供していたのを、買い戻す、という事も行われました。

例のマスクも配られたのは、皆様記憶に新しいことだと思います。

さらに、幾人かのお年寄りが近所の小学校通学児童がマスクをしていないことに腹が立ち、クレーム入れる「マスク警察」まで現れる始末。

その後、マスクをすることが当たり前になってきています。

感染予防から「着けていないと恥ずかしい」へ

通勤通学での公共交通機関利用の際、現在でも多くの人がマスクを着けています。

先ほどの新聞記事にもあったように、着けていないと恥ずかしいという「顔パンツ」という表現にたどり着きます。

確かに人前で脱ぐものではない下着。「パンツ」という表現にいささか首をひねってしまいます。ただ、インパクトは強いので、このまま使わせていただきます。

マスクを着けていると、下は化粧しなくてよい。口臭も防げる。顔がよくわからない。小顔に見えるなど言われています。

顔パンツ化したマスク。視点を変えてみてみる

さて、マスクがパンツ化、顔の一部となった昨今の弊害や利点などを考えてみます。

衛生面

衛生面・清潔面から見ると、確かに「パンツ」という表現は良いと思います。

使い捨てマスクを黄色くボロボロになるまで使っているお年寄りや、洗って何度も使われている「ふせんしマスク」を見かけます。

下着同様、清潔なものを使ってほしい。

カビが生えたりすると、病気の原因の一つにもなります。

また、口腔内衛生ではプラスとマイナス両面あるとのこと。

面接や商談、お付き合いなどで、マスクが汚れていると「清潔感」がマイナスになります。一事が万事と言う言葉通り、衛生面に気を使えない人かな?という印象に。

衛生面では、「パンツ同様、新しい清潔な一枚を使う!」に限ります。

尚、パンツは分かりませんが、マスクを捨てるときはきちんと指定された場所に捨てましょう。

自宅であれば「可燃ごみ」ですが、医療機関で椅子に忘れていかれると「感染性医療廃棄物」で、仕事が増え、待ち時間が伸びて色々面倒です!!

使い捨てマスクは感染源&マイクロプラスチック。ちゃんと処分して
不織布マスク、サージカルマスクなどの使い捨てマスクは環境問題のマイクロプラスチックに該当するだけでなく、マスク自体が感染源になることもあり得ます。適度に使用し、その後は投げ捨てせずにきちんと可燃ごみとして廃棄しましょう。

社会面では

現在の日本では、マスクをしているほうが何かと便利。

みんながマスクしているから、私もしよう。という日本社会独特なものがあります。解禁になったからといっても、なかなかマスクが外せないのもこの考えでしょう。

昨今では、マスクをしていて怒られることはなくなりました。

以前は飛行機の中でマスクをしていない議員さんがいましたが、マスクしていれば定刻通りの運航。その後のスケジュールが遅れた他の乗客やその人たちを迎えに来た人たちに多くの迷惑をかけました。それでも「個人の主張」が通るのは違和感を感じます。

ルールはルールで、いまでもマスクをしなければならない所では、しっかりマスクを着用しましょう。もし嫌なら、そこに行かないか、ルールを変えられる立場になりましょう!

日本では再びコロナ感染が広がっています。マスク解禁と関係は不確かです。

オーストラリアQLD州では、病院介護施設のほか、公共交通機関内ではマスクは必須ですが、その他は必要ありません。多くの人がマスクを取っています。

その他の弊害と利点・チラリズム

良いことが続いてしまったので、マスクのマイナス面。

まず、相手の言葉が聞き取りにくいです。人間は口の動きで言葉を認識することも多く、更にアクリル板通してだと、何を言っているのかさっぱりわからないことがあります。

頭痛の原因は以前からも言われていました。軽い酸欠状態になります。

臭いの異常に若干遅れが存在します。ガス漏れなどに気をつけましょう。森林浴等は外なので、マスクを外して深呼吸。

最後に、マスクのデザイン、最近は下火になってきましたが、可愛い口のイラストやTシャツの様にメッセージ性のあるデザインなど、今後広がるかもしれません。

それこそ、夜光塗料やLEDなど使ったマスクが交通安全でも推奨される…?

結婚するまで、相手の素顔を見たことがない時代がくるかも。

マスクの下でチラリズムお洒落が流行るかな…。

まとめ

マスクの「顔パンツ化」について、衛生面や社会面等の視点から見てみました。

人前で着けていないと恥ずかしいパンツとマスク。パンツという表現が良いのは衛生面での視点。清潔で綺麗な一枚を。社会面ではまだ右へ倣えで、問題を起こさないよう着けている人が多いです。

その他、コミュニケーションの低下などありますが、どちらも脱ぐとき捨てるときはきちんとした場所で。

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