3月から5月が旬の「新玉ねぎ」、シャキシャキして歯ごたえが良いのですが、足が速いのが弱点。
一人暮らしで、新玉ねぎの手軽な食べ方は?
生でもゆでても炒めても食べられます。ずぼら飯なら丼もおススメ。
新玉ねぎ(春玉ねぎ)の魅力
年中並んでいる玉ねぎと、今が旬の新玉ねぎ。違いは何でしょうか?
普通の玉ねぎとの比較
普段の玉ねぎは、乾燥させてから出荷されるので、表面の皮が固く茶色です。水分が少ないのも特徴。味は辛みがありますが、煮ることで甘みが出ます。
春先にスーパーや産直に並ぶ新玉ねぎ。旬は3月から5月の春咲き。皮が薄くて白いのが特徴です。乾燥させずに出荷されるため、水分が豊富で、シャキシャキしています。味は辛みが薄く、生で食べても甘みがあります。
お勧めの食べ方
新玉ねぎは、食感も楽しめる生のままスライスして食べる方法です。
健康番組などで良く紹介される「硫化アリル」ですが、生のままで食べる事で流出も防げて食べることができます。
また、ビタミンB1の補給を助けることも期待できるので、春先の疲れがちな体に良いのではないでしょうか。
長期保存には向かない
残念ながら含まれている水分が多い為、食べ残しや使わなかった新玉ねぎは、長期保存に向きません。普段の玉ねぎであれば暗い所においておけば長期保存できますが、新玉ねぎは避けましょう。
一人暮らしの際は、5~6個入り一袋などで買わず、1個ごとばら売りの物を買うと良いでしょう。割高でも、腐らせるより良い上、鮮度が命。早めに食べるのがオススメです。
新玉ねぎのずぼら飯レシピ
一人暮らしや少人数世帯におすすめ。むしろレシピとは言わないのかもしれません。
新玉ねぎ丼
新玉ねぎ…半分
ツナ缶…半分
鰹節…小一パック
マヨネーズやドレッシング
丼一つの白米
新玉ねぎは、薄くスライス切りしましょう。不器用な方はざく切りでも大丈夫、美味しく食べられます。スライサーなどを使うのも良いですが、洗い物が増えます。
丼にのせたホカホカご飯の上に、スライスした新玉ねぎ、ツナ缶を半分くらい出して鰹節をのせます。ツナ缶のオイルも風味を出します。そしてマヨネーズやドレッシングを上からかけて出来上がり。
余裕があれば、ふりかけやお茶漬けのもと、刻みのりなどあれば使ってみてください。食感が増して美味しさも広がります。
丼にしなくても、新玉ねぎとツナマヨだけで酒の肴になります。
おでんにポン
スーパーなどに売っている一人分のおでん。これに入れるだけでも美味しいです。
パックおでん…1人前
新玉ねぎ…半分
後はお好みで。シイタケなどを入れても良いです。
鍋にパックおでんを出して、大きめに切った新玉ねぎを入れるだけ。温めれば出来上がり。パックおでんは練り物が多いので「シャキシャキ感」のある新玉ねぎが存在感を表します。
豚丼
豚肉と新玉ねぎの相性は栄養素的にもオススメ。ビタミンB1を多く含む豚肉と補給を助ける新玉ねぎ。
一食当たり豚肉は100gから150gで丼に。
上記の新玉ねぎ丼のツナを焼いた豚肉に変えても良いですし、余ったおでん汁に豚肉を入れて茹でて、新玉ねぎを足してもおいしく食べられます。茹でれば2食分を一度に作れますが、あまり長時間茹でると、折角の新玉ねぎの食感が失われてしまいます。
ご飯の上に乗せる。もしくはパスタにからめるのも良いです。
まとめ
新玉ねぎは春が旬。保存はできにくいものの、生でもゆでても食べられます。特におすすめは生で。スライスしてツナや豚肉と合わせたり、おでんに入れればそれだけで存在感を増して美味しく食べられます。
旬を味わいながら健康的な生活、また毎日の食卓のバリエーションも広がります。スーパーに行ったときなどは、保存を考えず、数日内に食べきれる量を購入しましょう。
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