どこでも住めるとしたら、について考える

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彩流
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SNSのnoteで募集されているテーマ

どこでも住めるとしたら、

について書いてみました

 

 

きっかけはnote募集記事

noteの企画「どこでも住めるとしたら」という記事募集が出ていました。私自身、仕事で引っ越しや家族の関係で引っ越し、というのはあったものの、主体的に「どこに住みたい」というのは無かった気がします。

そこで、今回は私自身が「どこでも住めるとしたら…」という事で考えてみたいと思います。

どこでも住めるとしたら、の条件

記事募集詳細には「制限はない」とのこと。つまり
①生活費は問題ないが、数年以上にわたり「住む」こと
②ビザや定期的な移動の条件なし
③時や地球以外でも大丈夫

という事で、各条件に私の住みたい場所をあげて、最終的にどういう生活が理想か考えてみます。

①住む環境について

若かりし頃は大規模ショッピングセンターの近くが理想でした。歩いて買い物にいける、交通の便が良いなど、移動に主眼を置いていたかもしれません。

さらには、埼玉出身には裏切り行為(?)ですが、千葉の舞浜に住み、成人式は「例の場所」で成人式。道路も整備され成田・羽田空港までもそれほど遠くない、というのは憧れ。

しかし、アラフィフになってくると、買い物も週に1度で大まかなものは買えるようになり、車もあれば交通の便がさほど重要になってきません。むしろ、賑やかさや路上駐車などが気になり、静かに暮らしたくなってきます。

朝に鳥の声、夕方には虫の音などが聞こえる場所。野菜の無人販売や道の駅の産直にそれほど時間をかけずに行ける田舎が住みやすい場所に変化してきています。

「ぽつんと一軒家」まではいかなくても、静かな場所で暮らしたいのが「年齢による価値観の変化」でしょうか。

また2011年の東日本大震災で職場半壊、アパートは浸水の危機だったため、海や川の近くには住みたいとは思えません。これは個人的なトラウマに近いものでしょう。

なので、条件①を考えれば、山近くの静かな住宅地。適度な自然が残る場所、という事でしょうか。

②海外に目を移す

一年を通して温暖な気候。むしろ少し暑いくらいが理想。果物好きなので、東南アジアは理想的なのかもしれません。

リゾートホテルに住む様に、朝はビュッフェスタイルでしっかり栄養を摂り、午前中に仕事や趣味。場合によっては登山やトレッキング。昼食後は暑いので昼寝した後に、プールで泳ぐ。夕方、夕陽を見ながらビールやワインで…という生活。

もちろん一人ではつまらないので配偶者と共に、このような生活を満喫。

とはいえ、これが毎日になると「楽しいか?」という事にも。リゾート生活も1カ月程度と終わりがあるから楽しいのかもしれません。しかし住むとなると…

そこで、マズローの欲求を当てはめた際、生命的に
まず、マラリア蚊のいない衛生、清潔な地域
次に、安全(紛争や治安)が安定している
そして社会の一員として参加できる。
仕事を通して頼りにされる
最後に「ここに住めてよかった」と思える。

仕事と自己現実の行は別として、何かしら社会活動に参加できる、地域の友達ができる場所…飲み屋やカルチャー教室、寺や教会の様な交流できる場所がある文化的レベルが必要となってきます。

そうすると、温暖な地域かつ衛生・文化が確立した東南アジア等、赤道付近の周辺国が理想に近くなります。

③時を超え、地球を飛び出す

10代~20代の頃の男であれば、一度は理想とする一夫多妻の際たるもの「後宮」や「大奥」、もしくは中東の「ハーレム」など。女性読者からはジト目で見られそうです。恥を忍べば、若い男なら誰しも一度は夢見る事。

時の権力者も、そのような理想郷・桃源郷を築いています。伝説に残る、そして一節にはアホの語源ともなった秦の始皇帝と二代目の「安房宮」。三国志の董卓や皇帝の後宮。江戸時代の大奥。そして千夜一夜物語物語など枚挙にいとまはありません。私も主人公に、というのはどうしても独身だった時には思っていました。

後宮に美女三千人…現実的には一人の妻に尻に敷かれているので、三千人の尻に敷かれるのは少し重たすぎます。

未来の生活として、料理が苦手な私、未来は自分たちの食べるものがある程度供給されるようになってくるでしょう。ただやはり何か食べて「美味しいね」と言える相手が必要。バーチャルだとなんだか寂しい。なので未来の一人暮らしは却下。妻と一緒はこれから向かうので理想ではなく、条件から外す。

ということで、一つ思いついたのが「遠い遠い昔、遥か銀河のかなたで」ということば。

知る人ぞ知る、映画「Star Wars」のオープニングです。様々な星が登場する中、エピソード5でヨーダが隠居していた「ダゴバ星」。湿潤ではあるもののある程度の快適な生活が送れていた様子。そこに青年が修行を積みにやってきます。

まさに、仙人に近い住み方です。

項羽と劉邦でおなじみの「張良」という軍師も、中華統一の大業を終えた後は、「野山にて遊ぶ」と宣言して政治家らは一切、手を引いて山にこもりました。時々下山して人に会うものの、政治的な事は一切しなかった。まさに理想的な引退ではないでしょうか。

有名なアニメ、ドラゴンボールでも亀仙人は離れ小島で隠居。

という事で、歴史を紐解き、地球や現実社会まで飛び出した理想というと、「妻と共に暮らせる、適度に人との関係を保てる、静かな住居」という事になります。

これらをまとめると

どこでも住めるとしたら、最初に提示した3条件に合った場所、静かで自然に近く、温暖な気候で衛生的、そして適度に人間関係が保てる、というのが条件に合っています。

場所の候補は調べれば色々出てきそうですが、静かな場所という時点で観光地ではない為、有名な場所ではありません。

時々GoogleMapで行ったことない場所のストリートビューで風景を見て楽しんでいますが、こういう楽しみも「住む」ことを考えることで妄想の幅が広がります。

理想な住める環境を目指して、妻と共に明るく静かに暮らしたいものです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
理想でご飯は食べられませんが、理想が無ければご飯は美味くありません。

いつかこの記事を読んでいただいている方々と、美味しいご飯が食べたいものです。

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