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英語リスニング力を伸ばすには…
受験もいよいよ大詰め。多くの受験生が、4月から新しい環境で目標の生活を送ることを夢見て、最後の追い込みに励んでいる時期です。しかし、勉強というのは受験が終わっても続くもの。特に英語学習は、一度習得すれば終わりではなく、継続的な努力が求められる代表的な分野です。
教育や勉強と言えば、そうです!note大学子育て教育部!今回は三月課題に参加しています。
https://note.com/sairyu_/n/n8daa073bd696
英語のリスニング力向上、中々難しいですよね。
私自身も、英語のリスニング力を向上させるためにさまざまな学習法を試してきました。しかし、ある学習法が逆効果だったという経験があります。英語が聞き取れるようになるかと思ったら、むしろ集中力を奪われてしまったのです。それが、「空耳アワー」による英語学習でした。
あの名物番組
タモリ俱楽部の代名詞ともいえる「空耳アワー」。このコーナーでは、洋楽の歌詞が日本語に聞こえてしまう現象を楽しむという、ユニークな企画が人気を博しました。しかし、これが英語学習には思わぬ弊害をもたらすことになりました。
学校のリスニング試験では、曲の歌詞を聴き取る問題が出ることがあります。普通ならば、英語の発音を正確に聞き取り、意味を理解しようとするはず。しかし、私の場合は違いました。試験中、英語の歌詞が日本語の空耳フレーズにしか聞こえず、まともに内容を捉えることができなかったのです。
実際に、私がオーストラリアでリスニング授業の際、教材になった曲の一部。(20年以上前です)
「いつものラーメン」 (Get your motor runnin’)
(Steppenwolf) 「ワイルドで行こう」(Born To Be Wild)
https://www.youtube.com/watch?v=I9VgDExr6Xg
「あらやだわ、スケベなペーさん」(AND THE OTHER ONE IS GIVING THE PEACE SIGN)(Alanis Morissette) (Hand In My Pocket)
https://www.youtube.com/watch?v=kHljiApAS90
「なすび、トマト、ニンジン」(MUST BE TALKING TO AN ANGEL)
(Eurythmics)(There Must Be An Angel)
https://www.dailymotion.com/video/x6p9mdz
参考:https://www7a.biglobe.ne.jp/~soramimiupdate/latest.htm
周りが真剣にリスニングの聞き取りをしている中、こうしたフレーズが頭に浮かんでしまい、リスニング試験中に思わず一人笑ってしまうことも。問題を解くどころではなく、まともに集中できないという本末転倒な事態に陥りました。
前後は英語で聞き取れても、肝心な部分が…脳が自動的に判断して、目の前に映像が広がってしまいます。
空耳は確かに楽しいものですし、英語の音のリズムやアクセントに触れる機会としては面白い方法かもしれません。しかし、学習として考えた場合、「正しく聞き取る」という本来の目的を見失ってしまう危険があります。
リスニング力を鍛えるには、やはり「正しい発音」を意識することが大切。英語の音と意味をしっかりリンクさせる訓練を積むことが、最も効果的な学習方法です。そのためにも、空耳に引っ張られすぎず、本物の英語の音にしっかり耳を傾けることを意識していきたいですね。
空耳アワー復活を願っておりますが、タモリさんと安齋さんあっての番組。続けるのは難しいでしょうか…
個人的には
ホームレスbyポール・サイモン 「車に 車、車にシートベルト すごい安全じゃん!」
が、プリンス「バッドダンス」の「農協牛乳!」より好きなのですが…
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