ドラクエやFFなどRPGゲーム式試験学習法・勉強法

教室薬局新人教育

大きな試験に向けて勉強。長く続くかな~

彩流
彩流

試験までの長い時間はRPGゲームに

自分に当てはめるとやりやすいですよ~

勉強方法:試験までの長い道のりはゲーム感覚で

国家試験をはじめとして資格試験など、多くの試験には勉強が必要です。

特に医療系の国家資格の場合、決められた学校のカリキュラムで複数年にわたっての学習、単位取得、実習などが求められます。

その単位をすべて取得してやっと「受験資格」を得ることができます。ここまで来てもまだ合格できるかわかりません。

長い道のりになります。

ゲームに置き換えると

同じように達成するのに時間のかかるものに「RPGゲーム」(ロールプレイングゲーム)があります。ドラクエ(ドラゴンクエスト)やFF(ファイナルファンタジー)などが有名。

多くの方は知っているかもしれませんが、ゲームの開始の主人公は装備も体力もほとんど頼りないのですが、仲間を集め成長し、装備も整えて、細かい問題(クエスト等)をこなしながら、最後の魔王(ラスボス)を倒します。

何かの試験勉強を始めるときも、最初はほとんど知識の無い状態。学校に行き、自己学習を行い、実習を積み重ねて、やっと卒業試験・国家試験(ラスボス)に挑戦していきます。

ゲームから学べる事

ゲームでも、スタート直後は城(拠点)から出る前に、大体の操作方法を学びます。「話す」「買う」や階段の使い方、開けられる扉、開けられない扉等があります。

試験対策も、学校に入る前やオリエンテーションで、卒業後の進路や試験合格率、カリキュラムや単位取得の方法などを教わります。

自分が自分の人生の主人公であることには変わりないのですが、どのように進めていくかは人それぞれの特徴があります。勉強法も同じで、得意不得意も個性によりそれぞれ。

どのような形であれ、最後にはラスボス討伐を目指していきます。

学習開始:ゲーム前半

試験勉強も、最初から過去問を解くことはありません。まずは基礎をしっかりする必要があります。RPGゲームでも、最初からドラゴン級を倒すのではなく、雑魚(ザコ)と呼ばれる経験値を稼ぐモンスターを倒していきます。

前半としては以下の事が通過点となります。

経験値を稼ぐ:基礎を固める

RPGゲームのスタート時点では、大した武器も防具もなく、雑魚レベルにも苦戦するほどです。ここでは基本となる戦い方や洞窟、時間帯によるモンスターの特徴などを、時々は全滅しながらゲームを進めていきます。レベルアップの為、時には退屈な戦闘を何度も繰り返さなければなりません。

学校でも、最初は基礎を学びます。基本的には「つまらない」です。ただ、この基礎がしっかりしていないと、応用や特殊な例を学ぶときにつまづきます。おなじ最初の1年でもここが理解できているかどうかで、その後が大きく変わってきます。

ゲームと違って勉強では途中で「呪文を覚えた」という事はありませんし、ファンファーレが鳴って「レベルアップ」などという事はありません。しかし、山を登るかの如く、振り向いたら結構高い位置にいたという事はよくあります。

仲間を集める:友達を作る

最近のRPGゲームはオンラインで仲間同士でも戦えるとのこと。しかしながら、現実社会ではコロナによってオンライン授業、同級生の顔をみることや友達を作ることができにくくなっています。

ゲームであれば、仲間の存在によって、自分の得手不得手がわかります。それによって、戦士と魔法使いでは戦い方が違う事がわかり、手ごわい相手にも立ち向かうことができます。

現実社会でも、仲間や友達がいることで、自分自身の強みや弱み、得意分野を洗い出すことができます。不得意な事が相手の得意であれば助け合い、考え方の違いなどから正解への道筋が一つではない事がわかることもあります。

最終的には同じ試験を受けるにしても、そこに達するまでの道のりは十人十色。一人で進むよりも仲間がいた方が進みやすいのは明らかです。

試験まで:ゲーム後半

基礎が終わって、応用や試験対策。ゲームでいえば、船や飛行艇を得て、魔法や敵によって戦い方が違ってくる段階から中ボス、ラスボスです。

過去問や模擬試験:中ボス~ラスボス

基礎が終わり、応用段階。徐々に科目が増えてくるとともに、最後の試験問題に照らし合わせた回答の仕方を学ぶ段階です。

試験対策であれば、過去問や模擬試験、問題集などを行います。自分の間違えた所を解析して、何故間違えたのかを解きましょう。また、特別講義や試験対策等で得られる情報も集まり出す時期です。

これはゲームでも、中ボスに行くまでの洞窟や塔を攻略するのと同じ。どのようなアイテム、魔法が必要か。体力温存にはどうしたらよいか?遠回りしてまで取りに行く特別な宝物はあるか?

場合によっては、少し前に戻って基礎を学びなおすことも必要かもしれません。

試験:ラスボス

大きな試験の実施は、年に1回から多くても2回です。その場で最大の力を発揮する必要があります。ゲームでも、セーブした場所からすぐにボス戦になることは稀で、ラスボス戦に備えてプレーする方も、時間的な余裕がないと遊べません。

攻略法:ノーダメージ、満点にこだわらず合格を目指す

何度もプレーして、レベルも必要以上に上げている(Lv99等)のでは別ですが、通常ラスボス戦は何かしらの攻略法があります。まずボス周りの雑魚を片付け、ボスの弱点や攻撃パターンを見つけて、それに対してダメージを受けながらも攻撃していきます。

ノーダメージで攻略するのは、資格試験で正解率65%合格のところを100%目指すのも同じ。そこまでのエネルギーは必要ありませんし、限られた時間内では難しい。それよりも見落としやケアレスミスを減らし、取れる点数は確実に取ることで、合格点越えに結び付けます。

そして、ボス戦も試験も、その戦いの場に到達しなければなりません。

まとめ

長くてつらい試験対策の学習ですが、RPGゲームに例えると、少し楽しくなるのと同時に、自分の得意不得意がわかりやすくなります。

自分のことが分かれば、対策や仲間の助けを得られやすく、また仲間を助けやすくなります。

ゲームでも試験対策でも序盤中盤ラスボス対策でやることが違います。

コロナでオンライン授業が多いですが、仲間がいることで自分の得手不得手やお互いを高めるころができます。仲間を集め基礎を固めるのが前半。そしてレベルアップをしながら中ボス戦へ

ラスボスは、大体攻略法があります。本試験前にも模擬試験や過去問などが良い教材になります。

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