最近はオンラインでの授業が主流。
Youtube等でも学んでます。
時と場所を選ばない学習ツールとしてオンラインは良いです。
ただ、教育進化に逆行していることも意識してください
やっとオンライン授業の時代到来
コロナ渦で進んだオンライン授業。学校教育だけでなく、専門職研修もオンラインが増えてきています。
ここでのオンライン授業は自宅などで学べるe-leaningやYoutubeも含みます。
オンライン授業の利点
コロナ感染で学校が閉鎖。自宅で学ぶ必要が出てきた昨今。やっと落ち着いてきましたが、この動きは今後日本で普及していくでしょう。
海外では「External」で通信教育に近い形で既に10年以上前から始まっていました。日本でも放送大学などが通信教育として広く知られています。
リアルタイムでの授業、授業を中継するような形では、決められた時間にPC等のデバイス(道具)の前にいなければなりません。
録画授業であれば、時間や場所を問わず授業を受けられ、さらに早送り、繰り返しなどができます。
オンライン授業の欠点
急に始まった感のあるオンライン授業。従来の授業とは違い、準備や話し方も違ってきます。
ある程度のITスキルのある方や積極的な先生なら良いのですが、過去に執着している先生だと、なかなか難しいことも事実。まず短所としては、教える側のスキルアップが必要です。
また、一方通行になってしまうのも残念ながらオンライン授業の欠点。コメント欄に記入するにしても、先生は生徒さん達の顔を見ながら、雰囲気を感じながら、という事ができません。
体形的に教えることができないのも一つの欠点でしょう。とくに録画式の授業の場合、番号順に並んでいない限り、好きなものだけを見てしまう可能性があります。本来知っておくべきことが知らずに進んでしまう恐れがあります。
教育進化の逆行
ここまで、かるくオンライン授業の利点と欠点を述べさせていただきました。
ただ、教育での改善が損なわれてしまう可能性があるのも事実です。そこでこの進化を見ていきましょう。
30年まえまでの教育環境
戦後から昭和末期までの学校は、生徒数が多く、一人当たりの教師にかかる負担も大きいものがありました。
高等教育での授業は、ほぼ一方通行。先生が教え、生徒はよく聞く。
「対訳法」や「文法訳読法」と言われるように、方法を教え練習を積み重ねる教育手段が多く見受けられました。
平成時代の教育方法
昭和時代の教育方法では、情報のInput(入力)はできてもOutput(出力)が上手くいかない、という事で改善されてきました。
6年間英語を学び、英語の文法は分かるのに、英語の挨拶や会話ができないという例を良く取り上げられてきました。
授業ではロールプレイングや作文などが増え、クラスの中での生徒同士の練習などが推奨されてきたのもこの時期。
大学などでも講義のほかに「ゼミ」や「個別面談」などに力を入れ、学部の壁を越えた交流も積極的に図られてきました。
このことによって、教師は共に学ぶ姿勢が求められ、生徒と共に歩んでいくようになりました。
コロナでのオンライン授業
まさに「突然」という表現が一番似合うと思います。急に教育方針が変わった2020年2月からのコロナCovid-19。
オンラインの長所短所を述べた通り、オンライン授業の弱点は「アウトプットできない」ということがまず挙げられます。
せっかくアウトプット重視の授業体形になってきましたが、オンライン授業で逆行。
いくらオンラインで聴いても間違い処は十人十色。それぞれの生徒に合った対処法が必要です。
対策としては、可能な限り宿題などのアウトプットを見て生徒に寄り添うこと。そして直接会った時に、会話などから足りない所、誤っている所を探す必要がありそうです。
また、授業を受ける生徒側も、なぜ・どうして?という積極的な姿勢が求められます。
まとめ
今回はオンライン教育についてです。長所もあれば短所もあります。短所を知っていればその対応策もとることができます。これは生徒の立場でも同様。どうしても一方通行になりがちなオンライン。対策を立ててしっかり学んでいきましょう。
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