「夏休みの自由研究」を自由研究してみた

薬局新人教育

令和5年の8月。この記事を書いているときはまだお盆前ですが、そろそろ夏休みの終わりが見えてくる頃です。

さて、今月のnote大学、子育て教育部のテーマは「自由研究」です。募集要項の記事はこちら↓。

https://note.com/sairyu_/n/n231214d82c21

敵を知る

さて、いきなり「孫子の兵法」の格言ですが、なぜこれを?

教育、研究の分野にいた人間からすれば、なぜ先生方が「夏休みの自由研究」という課題を出すのか、を知ることが大事。

言い換えれば、優秀賞を狙わない限り「①形を整えて②出せば(提出)すれば良い」ということがまず言えます。

先生の求める所は「自分の好きな(興味ある)分野について、調べる」という行為①。
そして、発表できるという行為②です。

自由研究をChatGPTで聞いてみた

さて、話題のChatGPT。質問を「夏休みの自由研究は何をすればいい?」と聞いてみました。
以下が回答。そのままコピペします。

夏休みの自由研究は、学ぶ楽しみを広げる絶好の機会です。興味を持つ分野を探求することで、新たな知識やスキルを獲得できるだけでなく、創造力や問題解決能力も向上させることができます。以下に、自由研究のアイデアをいくつか挙げてみましょう。

  1. 科学実験: 家庭でできるシンプルな科学実験を行うのは楽しいことです。例えば、水の浮力、化学反応、植物の成長などを調べる実験があります。

  2. プログラミング: プログラミングは今後ますます重要になるスキルです。コンピュータゲームやアプリを開発することも自由研究の一環になります。

  3. 天文学: 夏の夜空には星座や惑星が輝いています。望遠鏡を使って天体観測をしてみるのも面白いでしょう。

  4. 料理実験: 化学の一環として、食材の変化を観察する料理実験もあります。例えば、野菜の変色の原因を調べたり、パンを焼いてみたり。

  5. 動植物の観察: 自然の中で植物や昆虫、鳥などの生態を観察して記録することも楽しい自由研究になります。

  6. 歴史や地理の研究: 自分の住んでいる地域の歴史や地理について調べてみるのも面白いです。古地図の比較や、古い写真の調査などが含まれます。

  7. 美術や工作: 絵画、彫刻、模型などの制作は創造力を刺激します。特定の美術家や時代について研究して、そのスタイルを模倣するのも良いアイデアです。

  8. 自然災害のメカニズム: 地震や津波、竜巻などの自然災害の原因やメカニズムを調べてみるのも興味深いかもしれません。

  9. 書籍の読書レポート: 自分の好きな本や興味を持った本を読んで、その内容や感想をまとめるレポートも自由研究の一つです。

  10. 音楽や楽器: 楽器の演奏や音楽の理論について学ぶことも良いアイデアです。自分で曲を作ってみるのも楽しいでしょう。

どのテーマを選ぶにしても、興味を持って取り組むことが大切です。自分の好奇心を探求することで、新たな発見や学びを得ることができるでしょう。

という事でした。

「夏休みの自由研究」攻略法

多くの小中学生さん、なにをするかという事にエネルギーを注いでしまいます。特に最近ではネットでの情報もあるため、選ぶ難しさが増している事でしょう。

以下は賞にこだわらず、「勝てなくても負けない方法」として書いていきます。

攻略法その①己を知る

自分の興味ある事がはっきりわかっていれば、それを自由研究のテーマにすればよいでしょう。

興味あることが無ければ、自分の属性を探るのも一つ。自分の育った市町村の特徴、人口推移、産業、特産物、歴史や城跡などを図書館で調べるのも一つです。

小学5年生で日本と世界、小学6年生では歴史、中学生では更に細分化されるので、自分に合った地域比較等も良いです。

自分のみの周りもテーマに。紙幣の人物や硬貨の重さなど、連想ゲームです。

この段階では、メモやノートにいくつかアイディアを並べる程度で良いです。

攻略法その②テーマを絞る

ある程度アイディアが出てきたら、テーマを絞っていきます。

ここでポイントを稼いだり、受賞を狙うなら「仮説を立てる」こと。提出すればよいだけなら、それほど真剣に考えなくても良いです。

「仮説を立てる」コツは、日常生活や広く知れ渡ったことを、範囲を狭めていきます。なぜその疑問や調べることに至ったか?という事を書いていきます。仮説とは「目的の明確化」です。

目的を明確にすることで調べ方も変わってきます。

仮説を立てるのが難しければ、調査や答えを出してから、逆行するような形でも構いません。

攻略法その③実際に調べてみる

実験をするのであれば、実験計画や比較対象となるものを用意します。
図書館などでの調査であれば、データの収集と分析を行いましょう。

攻略法その④まとめる

行った研究を「まとめる」のは提出する為です。言い換えれば、誰かに見てもらうように書いていきます。

頭を使わずに書くなら
①題名・学年・名前
②なぜ疑問に思ったか(仮説)
③実験結果
④考察:実験結果から考えられる事
⑤まとめ(仮説通りだった)

というフレーム(型)に当てはめます。

賞を狙うなら②を充実させます。物語性を持たせると良いでしょう。そして模造紙へ。

ただ、賞を狙わない多くの場合、ノート一冊でもA4の紙にまとめても提出する形は問われません。提出条件はしっかりと読みましょう。

まとめ

多くの小中学生が悩み、大人でもほろ苦い思い出の「夏休みの自由研究」。

敵を知り己を知って、自由研究に。

時代の変化で多様性も広がっています。

手順としてはテーマを決め、次に実験や観察、そしてフレーム(型)に当てはめることで、夏休み後半の悩みを軽減できます。

宿題は早く片付けて、普段できない様々な経験を積みましょ!

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