受験戦略の第一歩:賢い参考書選びのススメ

薬局新人教育

小学校高学年、中学生、そして過去には大学受験の個人指導をしていた経験のある水彩です。

学びたいことを深めるために、参考書は必要不可欠です。しかし、参考書の選び方には注意が必要です。自分に合った参考書を選ぶことで、効率的に学習を進めることができます。そこで、私がおすすめする参考書を紹介します。

尚、今回は「受験」をテーマに進めていきます。普段の勉強が目的の参考書とは違いますので、お気をつけて。

1,書店やアマゾンを見に行く前に

勉強したい!という気持ちはとても大切です。中学受験、高校・大学受験と参考書は必須。

ただ、参考書代も馬鹿になりません。結構高いです。そこで、書店やアマゾンに行く前に、次の事は必ず確認しておきましょう。

①自分の成績を知る
参考書はかなり幅が広いです。基本から丁寧に教えているものもあれば、過去問を中心にしている本、写真やイラストが多く、実は受験向きではない本まで。

まず自分の成績、一昔前であれば「偏差値」というのがありましたが、平均点よりも上なのか、下なのかをはっきり認識しましょう。

②受験までの残り期間を確認する
自分の成績がわかったら、受験日までの時間を計算します。残り少ないのに厚い参考書はお金の無駄。まだまだ時間があるのに過去問ばかり解いても無駄です。

あらかじめプラン(勉強計画)を立てておく
残り時間に関係あるのですが、もう一つ。勉強計画を立てておくことで「参考書を買っただけで勉強した気になってしまう」という事を防げます。

また、どれくらいの時間があるかによって、本屋で見つけた参考書の理想に近づけます。

2,教科別オススメ参考書選び

学習を効果的に進めるためには、適切な参考書の選択が重要です。各科目に合わせて最適な参考書を選ぶことで、理解を深め、成績向上につなげることができます。以下に、主要な科目ごとに参考書の選び方について考えてみましょう。

  1. 数学や理科: 数学や理科の学習においては、図表やグラフが多く含まれた参考書が役立つことがあります。図やグラフを通じて、概念や問題の理解がしやすくなります。また、具体的な視覚的な表現が数学や理科の理論を補完し、直感的な理解を助けます。したがって、これらの科目の参考書を選ぶ際には、視覚的な要素が豊富に含まれたものを選びましょう。

  2. 国語や社会: 国語や社会の学習においては、解説や説明が充実している参考書が重要です。これらの科目は文章の理解や論理的思考が鍵となります。したがって、分かりやすい解説や具体的な事例、例文が多く含まれている参考書を選びましょう。また、国語では文学作品や詩の解説が含まれた参考書は、文学理解を深めるのに役立ちます。

  3. 英語: 英語の学習においては、例題が多く含まれている参考書が効果的です。英語は実際の文章や文法を理解し、練習することが重要です。例題を解くことで、文法や語彙の理解が進み、リーディングやリスニングのスキルを向上させることができます。また、リーディングやリスニングの練習問題も含まれた参考書は、英語スキルの向上に貢献します。

  4. 小論文・国家試験:これは過去問や想定予想問題がとても役に立ちます。とはいえ、回答がどれくらいの点数を取れているかわからない所。過去問や採点基準などの説明が多い物を探しましょう。

3,その他のポイント:

可能であれば、書店に行って実際に手に取って参考書を選びましょう。多くの人に良いからといって、自分に合うとは限りません。自分とその参考書の相性をよく確かめましょう。

  • 参考書の難易度を選ぶ際には、自分の学力に合ったものを選びましょう。難しすぎる参考書は挫折感を生むことがあります。

  • レビューや評価をチェックしてみましょう。他の学習者の意見や評価は、参考書選びの参考になります。ただし、選ぶのは自分です。

  • 複数の参考書が候補に挙がった時、同じ項目の説明を比較してみましょう。

  • 図書館やインターネット上で無料の学習リソースや動画レッスンも活用し、多角的に学習を進めることが役立つことがあります。

まとめ

小学高学年や中学生、大学受験指導の経験者水彩が、効率的な学習を目指すための参考書選びのポイントを挙げました。

自己成績の確認から始め、科目ごとの最適な選択肢を紹介。過去の受験経験を元に、理解を深め成績向上へ導くおすすめの参考書の選び方がカギとなります。

勉強計画の重要性や無料リソースの活用法も解説。個別のニーズに合わせた参考書選びの指南書

最終的に、自分の学習スタイルや目標、受験までの残り時間に合わせて参考書を選びましょう。効果的な学習のために、適切な参考書は重要なパートナーとなります。

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