温故知新

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好死は悪活に如かず(通俗編)

「好死は悪活に如かず」について。潔い死や訴えるために死ぬよりも、無様に生き延びる方が良い、という意味。現代日本で、自殺が年間約3万人。不眠や食欲不振などは早めの対策、そしてその時は無様でも逃げて、別の地域で生きることも選択肢の一つです。三十六計逃げるに如かず。
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故事成語:時は得難くして失い易し(史記)二つの意味を考える

史記より「時得難くして失い易し」について、二つの意味と現代社会について書きました。時は大切に、と、チャンスは得難いという意味。特に感染症拡大とその対応・救済策についてはこの言葉が教訓になるのではないでしょうか。自分の興味についても同様です。
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知行合一:知識と実践は表裏一体 陽明学と昨今の知識偏重

今回は陽明学の「知行合一(ちこうごういつ)」について。知識と行動は表裏一体で切り離すことができません。学んでから行うのではなく、学びと行動は一緒。自分の心や志(良知)を修練し、日々学び実践することを目標としています。
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孫子:兵は拙速を尊ぶ その速きこと風の如く 豊臣秀吉の勝因にも

なにかを成功させる際「速さ」は重要です。孫子や武田信玄でおなじみ「兵は拙速を聞く」「その速きこと風のごとく」も言われていますが、移動の速さだけではありません。ビジネスや自己啓発においても意思決定や部下職員職人の破格待遇も早く成功させる要因となります
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苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり

四書五経の「大学」から「 苟に日新たに」。殷王朝の湯王が毎朝洗顔の際に常に目に入るようにした言葉です。毎朝、心がける言葉を目につくところに。仕事や生活に慣れてくるとマンネリ、惰性に流されるようになってしまいます。心がけ次第で自分の成長につながります。
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孟子:君子に三つの楽しみあり。安定期から引き際へ「君子有三楽」

昨今、QOLやSDGsなどと言われますが、人生の楽しみを見つけるのも大切。二千年以上前の孟子も「人生に三つの楽しみ有」と説いています。金儲けや犠牲の多い出世は無関係で、家族が円満に過ごしている事、天や人に恥じることが無い事、そして後進を育てる事としています。人生の目標として、常に心掛けたいですね~。
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君子とは?君主とは?君子と君主の違い 目指すは君子!

間違えやすい「君主」と「君子」について、中国古典を中心に解説しました。君主とは位(くらい)、君子は立派な人物という解釈が妥当です。また、東洋思想・漢方薬でも「君子」は使われる言葉です。しっかり把握しておきましょう。
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論語「己に如(し)かざる者を友とすること無かれ」の違和感

学校で習う「己に如らざる者を友とすること無かれ」ですが、意味に違和感があります。己に及ばない者ではなく、己とは違う者や共感できない人、共通項が無い人とは友に成れない、と言う意味でしっくりきます。お互いに自分を磨ける良い友を作るにはネットなどよりもその「場」に行くことが大切です。
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孫子の兵法「兵は詭道(きどう)なり」。ビジネスも恋愛も詭道なり

約2,500年前に書かれた孫子の兵法、重要な一文「兵は詭道なり」についての意味を書かせていただきました。また、戦争だけでなく、普段の生活におけるビジネスや恋愛婚活においても、この「兵は詭道なり」が活用できます。意外性と言うのも「詭道」の一つ。九割正攻法で一割詭道が効果絶大です。
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故事成語:孟母三遷の教え 成長する住環境が重要 自ら環境を変える

「孟母三遷の教え」について、孟子の母親の解説。そして、自分自身で引っ越しをするメリットについて書かせていただきました。住む場所は自分の人間性や交友関係に影響します。新年度を迎え、自分自身向上のために引っ越しを検討されてはいかがでしょうか?
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