温故知新荀子:我に諂諛(てんゆ)する者は吾が賊なり 我を非として当たる者はわが師なり 「性悪説」でおなじみ、荀子の「我に諂諛(てんゆ)する者は吾が賊なり 我を非として当たる者はわが師なり」について意味と現代社会を重ねて考察しました。一度受け取ってしまうと後戻りできなくなる「賄賂」、自分を律するのと同時に自分の組織の姿勢を正す言葉として重要です。 2022.07.12温故知新
温故知新慣用句:立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花:生薬の覚え方 美人の容姿を謳ったといわれる「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」一般に言われている慣用句も、薬剤師・生薬観点から見れば理にかなっています。それぞれの効果効能は昔からの女性特有の症状と合致しています。覚えやすいよう工夫されているのかもしれませんね~。他にも慣用句を分析すると新しい発見があるかもしれません。 2022.06.24温故知新薬局新人教育
温故知新慣用句:桃栗三年柿八年 続きは 身(実)になるには時間がかかる 桃栗三年柿八年の続きの句と、成長・収益化に時間がかかる事を書きました。時給勤務で1年2000時間、身につく実になる1万時間にはまだ遠いです。最近のブーム、即収益化の難しさや焦らずに進める事の大切さは、わかっているのですが、なかなか難しいものです。 2022.06.07温故知新薬局新人教育
温故知新好死は悪活に如かず(通俗編) 「好死は悪活に如かず」について。潔い死や訴えるために死ぬよりも、無様に生き延びる方が良い、という意味。現代日本で、自殺が年間約3万人。不眠や食欲不振などは早めの対策、そしてその時は無様でも逃げて、別の地域で生きることも選択肢の一つです。三十六計逃げるに如かず。 2022.06.06温故知新
温故知新故事成語:時は得難くして失い易し(史記)二つの意味を考える 史記より「時得難くして失い易し」について、二つの意味と現代社会について書きました。時は大切に、と、チャンスは得難いという意味。特に感染症拡大とその対応・救済策についてはこの言葉が教訓になるのではないでしょうか。自分の興味についても同様です。 2022.06.03温故知新
温故知新知行合一:知識と実践は表裏一体 陽明学と昨今の知識偏重 今回は陽明学の「知行合一(ちこうごういつ)」について。知識と行動は表裏一体で切り離すことができません。学んでから行うのではなく、学びと行動は一緒。自分の心や志(良知)を修練し、日々学び実践することを目標としています。 2022.05.30温故知新
温故知新孫子:兵は拙速を尊ぶ その速きこと風の如く 豊臣秀吉の勝因にも なにかを成功させる際「速さ」は重要です。孫子や武田信玄でおなじみ「兵は拙速を聞く」「その速きこと風のごとく」も言われていますが、移動の速さだけではありません。ビジネスや自己啓発においても意思決定や部下職員職人の破格待遇も早く成功させる要因となります 2022.05.28温故知新雑記帳
温故知新苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり 四書五経の「大学」から「 苟に日新たに」。殷王朝の湯王が毎朝洗顔の際に常に目に入るようにした言葉です。毎朝、心がける言葉を目につくところに。仕事や生活に慣れてくるとマンネリ、惰性に流されるようになってしまいます。心がけ次第で自分の成長につながります。 2022.05.25温故知新
温故知新孟子:君子に三つの楽しみあり。安定期から引き際へ「君子有三楽」 昨今、QOLやSDGsなどと言われますが、人生の楽しみを見つけるのも大切。二千年以上前の孟子も「人生に三つの楽しみ有」と説いています。金儲けや犠牲の多い出世は無関係で、家族が円満に過ごしている事、天や人に恥じることが無い事、そして後進を育てる事としています。人生の目標として、常に心掛けたいですね~。 2022.05.13温故知新
温故知新君子とは?君主とは?君子と君主の違い 目指すは君子! 間違えやすい「君主」と「君子」について、中国古典を中心に解説しました。君主とは位(くらい)、君子は立派な人物という解釈が妥当です。また、東洋思想・漢方薬でも「君子」は使われる言葉です。しっかり把握しておきましょう。 2022.05.10温故知新薬局新人教育