故事成語 易経から「類は友を呼ぶ」で友達作り

古城温故知新

こんにちは。温故知新、故事成語好きの彩流です。

彩流先生
彩流先生

4月での新生活。自分の環境を変えて新しい出会いを迎えましょ!

類は友を呼ぶ 意味と由来

新生活を迎える4月、新しい出会いが多い時期です。新しい友や、ゆくゆくは恋人になる人と出会えるかもしれない、大きな期待をしてしまう時期でもあります。

さて、この言葉は、諸説ありますが易経の「類を以て集まる」に由来しています。易経といえばやはり古代中国で書かれた「周易」、儒教の流れを汲んでいます。漢の時代には秦の始皇帝・焚書坑儒を逃れていたこともあり、再編されています。

占いでもあり、人生の指南書でもあります。これは別の機会に書かせていただきます。

類は友を呼ぶ 意味

  1. 同じ趣味嗜好があると、友になりやすい。
  2. 友達には、やはり自分に似た考え方や嗜好がある。

似たもの同士が集まると友になりやすいと言う意味でもあり、また自分と趣味嗜好が合う人と出会いが近くなる、と言う意味にも使えます。前者は未来を指し、後者は結果論。良い意味でも悪い意味でも使われます。

悪い意味で使う場合は2が多いです。複数人で悪さをするとき、何か悪事を企てた際などに、言われたりします。結果として「朱に交われば赤くなる」となります。

英語では Birds of a feather flock together. ですが、あまり英語圏での生活では聞いたことはありません。

「類」の分析

類は友を呼ぶ。類は趣味嗜好、属性、共通点と解釈してよいでしょう。

さて、この「類」ですが、皆さん如何でしょう。好きな事が共通すると、話題にも事欠かなくなり、「知り合いレベル」から「友達」になりやすいです。更に友達以上の関係に発展するのも、この趣味嗜好が合う、という事ではないでしょうか。

友達はいないよりはいた方が良いですが、いすぎても…。一緒にいてストレスにならないのが良ですね~。

様々な「類」を持つ

個性を作る、といって、無理に作るのは長続きしません。あえて「友達を作る」と言う意味では、「初心者」というのも立派な一つの「類」と言えます。

たとえば、料理初心者や外国語の勉強初心者も、新しいクラスなどに参加すれば「同じ類」になり、友となりやすいです。公民館やスクール等は4月開講講座が多いので、地域の広報や学校などを見てみるのも良いでしょう。

鉄道、マンガ・アニメが好き、ゲームが好き、というのも大事な「類」です。ただ、大まかなくくりよりも、「鬼滅の刃にハマっている」や「ドラクエシリーズは○○が良い」など細分化すると、益々会う人が少なくなる分、合った時には話が盛り上がるでしょう。

以前よりもネット等でつながりやすいのは、とても良い時代です。

ネット上で「類は友を呼ぶ」

類は友を呼ぶ。一番実感できるのはやはりtwitter やInstagram などのSNSではないでしょうか。発信者側とフォロアーとしての差はあるかもしれませんが、コメントなどでフォロアー同志がつながることもあります。

自分自身がコメントをする中でも、自分の属性が明らかになる事も多いです。自分の好きなジャンルの映像・動画にコメントをすることで、今まであったことのない人とつながることもできます。

自分の好みでフォローをしていると、SNSの方から「知り合いかも」で紹介される事も多いです。

SNS等のネット上で自分はどんな「類」に属しているのかを意識してみるのも、自分発見という事で良いのではないでしょうか。

まとめ

今回は「類は友を呼ぶ」について書かせていただきました。友人は自分を映す鏡とも言われますが、共に成長できる友達がいる、出来るといいですね~。そのためにも、自分がまず成長するよう頑張らなければ…。

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