温故知新

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論語:和して同せず:君子は和して同ぜず小人は同じて和せず

論語の有名な言葉「和して同ぜず」「君子は和して同ぜず小人は同じて和せず」を考察しました。君子というと聖人君主のような人間ではなく、目指す人間像。様々な意見を聞きますが、軸がぶれないのが君子。そして未熟な、大したことない人間は自分の考えなどなく周りにあわせてばかりいるため信用を失います。
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「効く」と「治す」の違い 自然治癒力と日本語文法

「効く」と「治す」はよく健康・自然治癒力等で使われます。言葉の違いを掘り下げてみました。「効く」のは薬で、治すのは「本人」。日本語を教えていると文法の違いがはっきり分かれることがわかり、例として同列には並べられない動詞ですが日本語母国者には不自然さはありません。
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故事成語:天網恢恢疎にして漏らさず

老子の言葉「天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかい・そにしてもらさず)」。天の網は粗いように見えて、実際は漏れがない、と言う意味。何か悪事を行うと、必ず罰を受けることになる、ということです。時代の変化が激しい昨今、善悪まで変わることがあります。時代や価値観の変化について行く必要もあります。
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転職理由の一つ「信賞必罰」の由来・解釈

組織運営として最も重要な要素の一つが「信賞必罰」。古来よりこれができていない組織は瓦解する可能性が高いです。人を大切にするには公平な賞と罰。これがダブルスタンダードになると、従業員は組織を信じられなくなり転職を考え始めます。
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故事成語:呉越同舟 「孫子の兵法」から 由来と解釈

今回は孫子の兵法から「呉越同舟」を取り上げました。仲の悪い者同士、周りも気を使います。ただ、いざ危機に直面した際はお互いに連携・団結して事に当たる必要があります。国どころか人類の存亡をかけるような危機が多い昨今。呉越同舟、お互い足の引っ張り合いではなく、協力する姿勢が必要です。
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韓国ドラマ時代劇の毒殺をオジサンが考える。あの毒、何?

韓国ドラマ、時代劇に出てくる致死毒について考察してみました。文化的に体を傷つけない文化の貴族王族処刑方法。入手・保存が容易で即効性があり、更に致死量がわかる、という条件で考察。条件をおおよそ満たすのは「ヒ素」か「トリカブト」のどちらか、もしくは両方。
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論語「今、汝は画れり」自分の限界を自分で決めない

孔子の教え、論語からの「今、汝は画れり」を深めてみました。昔から自分の限界を決めてしまうということはあるようです。これは若手だけに限らず、ベテランと呼ばれる部類の人たちも同様でしょう。限界を突破するにはいくつかの手段があります。
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「酒は百薬の長」を疑う

「酒は百薬の長」と言われますが、その後に続く「されど万病の元」と言う言葉が抜けています。美味しく味わって飲むお酒はお勧めですが、味わえるのは酔いが回る前。お酒による良い面だけでなく、健康や社会に悪影響もあります。うまく付き合っていけるのが大人です。
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先ず隗より始めよ

「先ず隗より始めよ」という事で書かせていただきました。待遇面だけでなく、社会的な問題なども含めて解釈。人を厚遇することの大切さを伝えています。とはいえ、まずはできることから始める、というのは揺るぎない事実です。
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故事成語 出藍之誉 青は藍より出でて藍より青し 教育者の理想

新人教育や先輩・指導者になった方々へ。今回は教育の大切な言葉「出藍之誉」を取り上げました。他の人を教育するというのはとても大変であり、成功しても自分に利益が返ってくることは稀です。しかしながら、自分自身の満足できる達成感はかけがえのないものです。
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